41話 ページ42
ｸﾛｳﾘｰ「ナイトレイブンカレッジの生徒たちは皆闇の鏡に選ばれた優秀な魔法士の卵です。しかし、優秀が故にプライドが高く、我も高く。他者と協力しようという考えを持たない個人主義かつ自己中心的なものが多い。」
ｸﾞﾘﾑ「ほとんどいいこと言ってねーんだゾ。」
『すごい悪口…』
ｸﾛｳﾘｰ「貴方は魔法が得意ではない。ですが、おそらく魔法をそんなに使えないからこそ、魔法が得意なもの同士を協力させることができた。きっとあなたのような普通に近い人間こそがこの学園には必要だったのです！」
ｴｰｽ「いいことは言ってなくね！？」
『褒めてないよね…普通に近いって…』
ｸﾛｳﾘｰ「Aくん。あなたは間違いなくこの学園の未来に必要な人材となるでしょう。私の教育者の感がそう言っています。トラッポラくん、スペードくん。二人の退学免除するとともに…貴方にナイトレイブンカレッジの生徒として学園に通う資格を与えます！」
皆「えぇっ！？」
『魔法が弱いのにいいんですか。』
ｸﾛｳﾘｰ「ええ、なんせ私、とびきり優しいので。ですが一つだけ条件があります。貴方は、魔力が弱い、まだ才能が開花していないだけかもしれませんが、今は満足に授業は受けられないでしょう。そこで＿＿＿グリムくん。君は今日、魔法士として十分な才能を持っていることを私に証明しました。よって、Aくんと二人で一人の生徒としての在籍を認めます。」
ｸﾞﾘﾑ「ふな"っ！」
ｸﾞﾘﾑ「オ…オレ様も、この学園に通えるのか………？雑用係じゃなく、生徒として？」
ｸﾛｳﾘｰ「はい。＿＿ただし！昨日のような騒ぎは二度と起こさないように！いいですね？」
ｸﾞﾘﾑ「ふな……ふなぁ……A、オレ様」
『良かったね！本当に嬉しいよ！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：プリン | 作者ホームページ：http://Itigo
作成日時：2022年2月7日 19時
