おとぎの国で (ページ35)

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34話ページ35

ﾃﾞｭｰｽ「あぁそうかよ！なら腰抜け野郎はそこでガタガタ震えてろ！」

キャラ変してる！

しかもヤンキーみたいに！

ｴｰｽ「はぁ〜〜〜〜〜？？腰抜け？誰に向かって言ってんの？」

ｸﾞﾘﾑ「な、なあ……デュース。オマエなんかキャラ変わってる気がするんだゾ？」

ﾃﾞｭｰｽ「ハッ！ご、ごほん！悪い。少し取り乱した。」

『ほんとにびっくりしたぁ…。魔法でどうにかならないかな？』

ﾃﾞｭｰｽ「先ほど学園長が言っていた通り魔法は万能ではない。強くイメージできなければ魔法は具現化しないんだ。大掛かりな魔法や複雑な魔法には訓練がいる。」

ｴｰｽ「だから魔法学校があるんだけどね。パッと思い浮かべた通りに魔法を使うにはかなり練習が必要ってワケ。ぶっちゃけ、テンパってるとミスりやすい。」

『え！そうなの！？』

テンパってるとミスっちゃうんだ

ｴｰｽ「得意な魔法なら感覚で使えるんだけどねー。」

ﾃﾞｭｰｽ「とにかく僕はなんとかしてアイツを倒して魔法石を持ち帰る。」

ｴｰｽ「だーかーらー。お前さーシャンデリアのときと言い実は相当馬鹿でしょ。さっき全然歯が立たなかったくせに「なんとか」って何？何度やったって同じだろ。」

『ちょっと…！』

またぁ！？

ﾃﾞｭｰｽ「なんだと！？お前こそ…」

ｸﾞﾘﾑ「また始まったんだゾ。」

もう、我慢の限界！

『いい加減にして！！』