2話 ページ3
『変人!!』
あっ口がすべった
?「変人ではありません!ってああ、やっと見つけました。君、今年の新入生ですね?だめじゃありませんか。勝手にゲートから出るなんて!それにまだ手なづけられていない使い魔の同伴は校則違反ですよ。」
この子私のじゃないんですけど…
リアルな夢だなぁ
グリム?「離せ〜!オレ様はこんなやつの使い魔じゃねぇんだゾ!」
?「はいはい、反抗的な使い魔はみんなそう言うんです。少し静かにしていましょうね。」
グリム?「フガフガ!」
可哀想に
?「まったく。勝手に扉を開けて出てきてしまった新入生なんて前代未聞です!」
『"開けた"んじゃなくて"開けられた"んです!!』
?「はぁ、言い訳は通用しませんよ。…どれだけせっかちさんなんですか。」
『せっかちなんて言われたこと無い…』
逆に言う側だった
?「あぁ………。さあさあとっくに入学式は始まっていますよ。鏡の間へ行きましょう。」
『私はもう高校に入学したと思いますが…。新入生って?』
?「あなたが目覚めたたくさんの扉が並んでいた部屋ですよ。この学園へ入学する生徒は全てあの扉くぐってこの学園にやってくるんです。通常特殊な鍵がで扉を開くまで生徒は目覚めないはずなんですが…」
『あの棺達は扉だったんだ…』
すごくリアルな夢…
夢だし花音ちゃんがいるとは限らないか…
?「それまでの世界に別れを告げ、新しく生まれ変わる。あの扉の意匠にはそんな思いが込められているのです。」
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作者名:プリン | 作者ホームページ:http://Itigo
作成日時:2022年2月7日 19時