【名探偵コナン】声優さんは、二人のエースを預かったようですよ。

11［座席問題］ ページ14

『よし、準備完了。じゃ、いい？二人とも。

シートベルトきちんと閉めた？』


隣を見ると、拗ねた顔をした黎君がすわっていた。

ああ、その顔も可愛いです(真顔)


黎「あのAさん？つかぬ事をお聞きしますが、

僕らの精神年齢、何歳だと思ってるんです？」

『ごめんごめん！別に悪気があったわけじゃ無いのよ？ただの癖！！』

(昔はよくそう言ってたからね〜。)

『そう言えば、秀一君の事を

秀って呼ばなきゃいけないんだっけ？』


座席を振り返ると、目を伏せて腕を組んで座っていた

秀君と目があった。


秀「…ああ。」

黎「何だ、赤井。Aさんの問いかけに対して、

生返事で返しやがって。嫌なら降りろ。

そして、二度と目の前に来るな。」

秀「降谷君、喧嘩なら買ってやろうか？

………何故、俺だけ後ろで、降谷君が前なのかが気に食わん。」

黎「良いじゃないですか、そこ。Aさんの後ろでしょう？

それに、早い者勝ちだ。」ψ(｀∇´)ψ

秀「チッ…」(¬_¬)

『ごめんね。フェラーリだから、後ろ、少し狭いでしょう？

ベンツは、今車検に出してるから少しだけ我慢してね。』


そう、事もあろうかこの車《フェラーリ・カリフォルニアT》は、

後ろの座席が少し狭い。

前は広々としていて、速さも結構出るのだが、

後ろは前の座席より狭いから、今度拡張でもしてもらおうか。

なんて、一般的に恐ろしい事を考えていると、

後ろから声が上がった。


秀「ああ、別にいいんだ。こどもだし、耐えれる。

ただ…。」

『？ただ…？』

秀「いや、何でもない。ほら、行くぞ。」

『？うん？じゃあ、行ってきまーす！』



秀「ただ…あんたの顔が見れ無い事が少し辛いだけだ…。」



黎(…お前、頭まで幼児化してないか？)←自分もだとは思わない

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