【ハイキュー】グラドル(仮)は転生トリップしたそうです

9.勧誘 ページ9

貴「いってきまーす」



母「うん、いってらっしゃい！」





母にそう言い、駅のホームまで歩く




今日は、とうとう入学式だ
私の職業からして、周囲の目というものもあるが嫌悪の目で見ている人は放っておけばいい話だ





友達もそのうち出来るだろう





貴「新入生代表…、頑張ろう。」





そう呟き、さっきより少し早めに歩いた





＊＊＊＊＊＊＊＊＊




貴「…お、」





携帯の地図機能を使いながら音駒高校へ歩いていくと、大きな学校らしき建物が見えてきた





貴「(音駒高校…、ここか。)」





その建物に近づいていくと、私と同じ制服を着た人達が何人か見えてきた




近づくたびに、その人数は多くなっていくので
ほぼ間違いなく、あの建物は音駒高校だろう




音駒高校の門の前、周りの人がすれちがう度
私を見てくる。そんなにモデルとして知名度が上がっているのは嬉しいこと
だ




「ねぇねぇ！君！サッカー部入らない！？初心者大歓迎！」



「バスケ部いいよー！今ならバスケットボールピカピカだよー！」



「ねぇねえ！そのいい体格にピッタリなラグビー部とかはどう！？」





門を潜ると、あちこちで新入生に部活の誘いの声が飛び交う




私も何度か誘われたが
無論、私はバレー部のマネージャーになるつもりだ





貴「(さぁバレー部は何処かなーとっ)」





マネージャーになるためにバレーのことは学んできたし、大丈夫(まあ元々バレーは結構好きな方だったし、苦じゃなかったけど)





＊＊＊＊＊＊＊＊＊





「先輩ィィィィ!!!女の子に"声掛けられ"ま"ぜん"ん"んんん!!!」



「うぉっ、ちょっお前泣くな！女子は夜久に頼んであるから、お前はとにかく男を誘え！」



「ありがとうございまずう"ぅ"!!」





その頃、音駒バレー部は勧誘に苦戦しているのだった

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