【ハイキュー】グラドル(仮)は転生トリップしたそうです

8.入学式前の夜 ページ8

そのまま話していた及川さんとの話が終わると、マテージャーさんがいる車に戻った




車を開けると、直ぐに私は勢いよくさっきのことを車にいる人物に聞いた





貴「ちょっと、晴美さん！及川さんが人気モデルじゃないってどういうことですか！」



ﾏﾈ「ありゃ、バレちゃった？だって人気モデルっていった方が、Aも初心の気持ちになるでしょ？」



貴「はい、まぁ…」



ﾏﾈ「そういうこと。」





ちなみに、弟には似てるがマネージャーさんは西川 晴美さんという名前の正真正銘女性のマネージャーさんだ




そんな晴美さんは、ふふっと少し笑ってから口を開いた





ﾏﾈ「今日の撮影はデートでしょ？ほら、デートってドキドキするじゃない。Aも違う意味だけど、今日の撮影はいつもよりドキドキしたでしょ？」



貴「はい……っあ！どっちも初心に戻るから、私に嘘ついたんですね！」



ﾏﾈ「ぅ…嘘ついたのは悪かったって。うん、そういうこと。」





マネージャーさんは、そう言うと振り返り
優しくて、でも何もかも分かっているような大人の笑みを浮かべた







弟の笑い方にそっくりで、少し泣いてしまいそうになった






＊＊＊＊＊＊＊＊＊





入学式前日の夜




明日が入学式ということもあり、少しお風呂に入る時間が長くなってしまった




長く浸かったら綺麗になるような気がして
いつもなにかある日の前の夜はお風呂が長くなってるな、と時計を横目に見た





貴「お母さーん、お風呂あがったよー。」



母「はーい、じゃあ入るねー。」





母にそう告げてから、私は部屋に戻り
ベッドにバフッと勢いよくのった




暫くそのまま体の疲れを癒すようにボー…としていた私は、洗顔しなきゃっとベッドから立ち洗顔をしにいった








そのあと明日の準備を再確認し、いつもより早めに寝た

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