23.夕飯 ページ24
「うっまそー！」
「今日はカレーか。」
「おかわりあるのでいる人言ってくださいねー。」
カレーも作り、人参も無事切り終え、カレーの匂いが漂う部屋には、ダイニングテーブルに次々と部員が座っていた
いただきまーす！と元気のいい部員達の挨拶を合図に物凄い早さでカレーを頬張っている
「これAが作ったのか？」
「うん、私が作った。」
「マジか！料理けっこー上手なんだな！」
なんか意外だー！と言う犬岡は誉めているのか貶しているのか。まぁ料理が美味しいということは聞けたし、一安心だ。素直なリエーフが言うのだし嘘では無いだろう
カレーを一口、口に含む。うん、ちゃんと野菜は芯まで煮込んであるし、うまい
と自分の作ったカレーを満足げに食べていると、味噌汁を飲んでいる黒尾さんがへぇと薄笑いを浮かべながら言う
「料理が上手、ねぇ…」
そう言った黒尾さんの箸には、切り込みが入れてあるだけで、完全には切り刻まれていなぃネギがつままれていた
そういえば味噌汁は少し手を抜いていたような…！
しかし、あのキッチンで言われたこともあり、どうにかして黒尾さんには料理が下手ということを、どうしても悟られたくない
「っ、そ、それは…！」
「んー？」
「まぁまぁ、立花も頑張って作ってくれたわけだしさ。」
「海さぁん…！」
「立花からかうのも程ほどにしろー、トサカァ！」
私をニヤニヤとからかっていた黒尾さんは、夜久さんの言葉に外見を貶すのはどうかと思うぜっと言うだけだった。夜久さん、かっこいい
カレーもおいしく食べ終え、ごちそうさまーと声を揃えて言う声が響くころ、私は食器の片付けと洗い物を済ませにキッチンへ向かう
すると、私の後を追うように研磨もキッチンへ来る。…もしかして手伝ってくれるのか。あの研磨が
「…Aのカレー美味しかった。」
「ほんと？ありがと。」
「うん、だからアップルパイも美味しいんじゃ無いかなって…」
「私アップルパイ作ったことないから。」
手伝ってくれると思ってくれた研磨は、どうやら好物をねだりにきただけだったみたいだ
ちなみに、本当に手伝ってくれたのは夜久さんだった。手慣れているのか、私が二人やるより早く終わっている気がする。オカン
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あめ - あ…好きだ(確信)面白いですね！更新待ってまーす！ (2017年4月7日 0時) (
レス) id: 98613a75af (このIDを非表示/違反報告)
放浪猫(プロフ) - KANA(♀)さん»そうですか、すみません…。じゃあ気長に待ってますね（｀-ω-´） (2014年11月17日 18時) (レス) id: 58e497fb11 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - 放浪猫さん» すみません、こちらの作品は黒バスの小説の息抜きとなっていますので更新不安定となっております´`;;楽しみにしてくださっているのに申し訳ありません…;; (2014年11月16日 22時) (レス) id: e048d7fd74 (このIDを非表示/違反報告)
放浪猫(プロフ) - ｺﾞﾒﾝｸﾀﾞｻｲ続きまだ…ですか？壁｜ω・`）ﾁﾗｯ (2014年11月16日 21時) (レス) id: 11dfedb8fc (このIDを非表示/違反報告)
放浪猫(プロフ) - 頑張って下さい。期待してまーすｖ（＾ω＾）v (2014年11月7日 23時) (レス) id: 58e497fb11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KANA(♀) | 作成日時：2014年8月20日 20時
