【ハイキュー】グラドル(仮)は転生トリップしたそうです

20.心の中のセンチメンタリスト ページ21

朝が早かったので眠気はあったけど、移動時間に寝る時間を設けて今はパッチリと目が覚めている

今は、宮城の合宿所に向かって目に慣れない土地を歩いているところだ

チームの皆さんと宮城についてや合宿について駄弁りながら歩いていると、合宿所についた


山本「おおおおぉ！合宿所！」

研磨「山本うるさい…」

貴「合宿テンション上がるのは分かりますけど、朝ですからね。」


東京から宮城はかなりの距離がある。なので勿論、かなり早めに出たら予想以上に時間が余ってしまい、昼に着く筈の合宿所は朝についた

私が山本さんにサラッと注意すると、すいません！と片言で緊張気味に謝られた。山本さんが女慣れ(私慣れ)する日は来るのだろうか


黒尾「こーらっ。Aちゃぁん、先輩を泣かせちゃダメでしょ〜」

貴「…肩に腕回すのやめてくんないですかね。」

山本「泣いてないっすよ!?」


私と山本さんをからかう黒尾さん。呆れたように言う私。こんなことも、日常に馴染んでいることがなんて突飛で輝かしいものなのだろう

ハイキューの世界に来れただけで素敵だと言うのに、キャラの…いや、選手の近くで応援し、サポートしている

私は、この世界に飛ばしてくれたのがイタズラでも私は感謝しようと思

黒尾「Aー、なにボーッとしてんだ。行くぞー。」

貴「…はーい」


センチメンタルな気分に浸っていると、いつの間にか選手の皆さんはもう合宿所の中へ向かっていた

私も遅れぬように、と合宿所の中へ入ると部屋の中にもう選手の方々は入っていた
私も、「Aはあっちだ」と監督がもうひとつの部屋を指差す部屋へ入った


貴「…ふぅ」


部屋では一人なため、部屋の感想を言い合える人もいなく、ただ一人で東京から宮城までの疲れに息を漏らす

暫く荷物などの整理をしていると、今日のスケジュールや仕事が書いてある紙が出てきた。一応確認しておこうと紙を見る

午前は、ランニングらしく私は合宿所で待機。待機といってもきちんと仕事はするらしく、昼食を作ることになっている

…カレーなんだけど、上手く作れるだろうか

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