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13.そいつの後ろ姿 ページ13

黒尾side




黒尾「じゃ、これからよろしくな。」



犬山「うすっ!」





バレーの強豪校ということもあり、次から次へと入部届けの紙が集まってくる




元気の良さそうな、さっきの一年が去っていくと、それと入れ違うように一年生と思われる女子生徒が此方に向かってきた




まぁ関係無いだろうと思い、後ろにいる山本と喋っていると





「すみませーん、ここってバレー部ですか?」





その女子と思われる声が、耳に入ったと同時に山本が椅子からひっくり返った




前を向くと、整った顔に見つめられており動揺したがすぐに我に返り返事をした






入部届けを渡すと、その場で書き始める女子生徒




淡々と作業をする姿をボウッと見ていると、あっという間に彼女は作業を終えて挨拶をして帰ろうとしていた




その後ろを向こうとする姿が、どうも見たことがあったように思えて声をかけた





黒尾「…なぁ、もしかして何処かであったことない?見覚えあんだけどよ。」





と問うと、そいつは俺が予想していなかった答えを出した





貴「あー…私雑誌とかテレビ見ることあるんでそれで見たとかじゃないですかね?」





その答えは、そいつが所謂芸能人ということを表していた




ついに芸能人が入部かぁ、と思いながら
水着姿の彼女が頭に浮かんだため聞いてみると、さっきまで淡々と話していたためクールと捉えていた彼女が驚く様子を見れたので






つい、口角が上がってしまった






去っていく彼女の後ろ姿を見ていると
後ろから声をかけられた





弧「…なんか、芸能人が入部するなんて凄いね。」





ゲームを終えたのか、さっきのことについて話を振る研磨
聞いてたのか、と言うと研磨は小さく頷いた





黒尾「まぁ芸能人とかそういうことは置いといて、マネージャーが出来たのは助かるな」



弧「うん、そうだね。」



山本「つ、ついにマネージャーがっ…!しかも芸能人…!しゃ、喋れるかな……」





いつの間にか起き上がっていた山本が、そう言う




それ以前に女と話せるようになれよ、と思いながらも俺は口を開いた





黒尾「まぁ、せっかく出来たマネージャーだ。芸能人とか関係無く仲良くできたらいいんだけどな。」





そう言った俺の視界には、もう彼女の姿は消えていた

14.友達→←12.頭の色形もそれぞれ



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あめ - あ…好きだ(確信)面白いですね!更新待ってまーす! (2017年4月7日 0時) (レス) id: 98613a75af (このIDを非表示/違反報告)
放浪猫(プロフ) - KANA(♀)さん»そうですか、すみません…。じゃあ気長に待ってますね(`-ω-´) (2014年11月17日 18時) (レス) id: 58e497fb11 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - 放浪猫さん» すみません、こちらの作品は黒バスの小説の息抜きとなっていますので更新不安定となっております´`;;楽しみにしてくださっているのに申し訳ありません…;; (2014年11月16日 22時) (レス) id: e048d7fd74 (このIDを非表示/違反報告)
放浪猫(プロフ) - ゴメンクダサイ続きまだ…ですか?壁|ω・`)チラッ (2014年11月16日 21時) (レス) id: 11dfedb8fc (このIDを非表示/違反報告)
放浪猫(プロフ) - 頑張って下さい。期待してまーすv(^ω^)v (2014年11月7日 23時) (レス) id: 58e497fb11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KANA(♀) | 作成日時:2014年8月20日 20時

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