非日常 2(前編) ページ4
ちょっと前にとてつもなくハッピーなことがあり浮かれているモンスターボーイ、エルドです。スパイディに友達って言われた〜幸せ〜ふふっ
今日も学校終り速攻家に帰りコスチュームに着替えて外へと飛び出した。もうスパイディもパトロールしてるはず。早く合流して、一緒にパトロールしたいな。
「…ん？」
なにか、揉めてるような感じの声が聞こえる。なに、痴話喧嘩？それとも酔っ払いどもが騒いでるのかな？よくあるけど、高校生の俺には宥める力なんてない。全部スパイディがどうにかしてくれてるし。…ってか、なんか上の方から聞こえる？なに、ビルの屋上で喧嘩してるの？…ビルの屋上？
「え、まさかスパイディ関係してる？」
もしや敵に襲われているのでは…！？
俺はさっきよりも強く地面を踏みしめ走るスピードを上げる。ここから約300メートル先位から聞こえた。今いきますスパイディ！！！
走り始めて数十秒で目的地にたどり着く。そこにはやはり思い描いていた憧れのヒーローの姿と…そのヒーローに馴れ馴れしく絡んでいるガタイの良い全身タイツの男。背中には剣を背負ってるし、腰にもいろいろつけている。どう見ても、一般人ではない。しかも…
その色、そのコスチューム！！どう見てもスパイディ意識してるだろ！！！ちょっとは変えろよ！！！俺は走っていた勢いをそのままにスパイディにくっついてるそいつに飛び蹴りをかました。なんか変な音がしたとかは気にしない。
「スパイディから離れろこの不審者！！ってかスパイディに迷惑かけんじゃねぇよ！！！」
「スター！？」
僕の急な登場に驚いた様子のスパイディ。ものすごいスピードで来たから認識できなかったのかな？と思ったけど、多分コイツが鬱陶しすぎて気が回らなかったのだろう。本当、何なんだこいつは。一応ぴくぴく動いてるし殺 してはいないだろう。ってか、死 んでたら困る。
「スター…いつの間にここに…」
「スパイディがどこにいるのか探してたら揉める声が聞こえて…高いところから聞こえたのでもしやスパイディが敵に襲われているのではと助けに来ました」
「そっか。ありがと、助かった」
凄いスピードで飛び蹴りしたのに怒られないってことはよっぽど嫌だったんだね、スパイディ。早めに助けることができて良かったです。お礼を言われて浮かれていると後ろから何かに肩を掴まれ其の儘地面に倒された。眉間にコツリと堅い物が当てられる。ん〜、何かわかってしまった。
…銃口だ。
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マァｧ - めちゃくちゃ好きだ…更新もうないのかな… (2021年5月7日 15時) (
レス) id: c48c2f524b (このIDを非表示/違反報告)
ニッコリ - 大好きです！！！すごく面白くて、素敵な物語で、続きが楽しみです！ (2021年4月8日 3時) (レス) id: 6e64ed9b4d (このIDを非表示/違反報告)
茄子猫 - なななな…なんこれめっさ好き…続き、続きが欲しいんじゃ〜！ (2020年7月25日 2時) (レス) id: 7d10cbdb72 (このIDを非表示/違反報告)
荒木田@夢主書くよ(プロフ) - 好きです、、スパイダーマンとデッドプールの小説ってあまり多くないし、尚且つ男主なので本当に楽しく読まさせてもらってます。無理をなさらない程度に更新頑張ってください！ (2019年7月24日 17時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです…！更新は自分のペースで良いので無理せずに…！！応援してます！！！ (2019年6月2日 23時) (レス) id: 9427ebaf7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2019年1月6日 2時
