二人の関係２：岩田剛典 (ページ7)

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『おはようございまーす。』

ノックして、三代目の控室に入る。

直人「おはよっ。」

健「おはようさん。」

臣「岩ちゃん、おはよう。」

部屋に入ると、すでに来ていた３人。

ただいまの時刻、5時20分。薫のおかげで、早く着いた。

直人さんと健二郎さんは、今日のスケジュール確認をしていた。

臣さんは、奥の席で携帯をいじっている。

俺は、用意してくれた朝食を隅の方でありがたく頂いていた。

「うっま。」

･･･感じる視線。

顔を上げると、3人が俺の方を見ていた。

ドアがノックされて、残り3人のメンバーが挨拶しながら入ってくる。

俺を見てニヤニヤしている健二郎さんと直人さん。

健「なぁ、なぁ。岩ちゃん彼女出来たん？」

エ「まじ？！」

騒ぎ出す健二郎さんとエリー。

口の中いっぱいに、ほうばったおにぎりのせいで何も答えられない。

隆「手作り弁当？おいしそうだね、一口ちょうだい♪」

いつの間にか近くに来ていた隆二さん。

手がおかずに伸びてきたので、ぺしっと振り払う。

隆「直己さーん、岩ちゃんがケチだよぉ。」

よしよしって、隆二さんを宥めている直己さん。

臣「料理上手な人？」

いつの間にか近くにいた臣さんが、まじまじとお弁当を見ていた。