人生最大の出会いを・・・（wrwrd tn 軍パロ) (ページ33)

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28話ページ33

gr「で、その玄関に向かう通路なんだが、」

　グルッペンがまた真剣な表情になって話す。

gr「まあ、俺のせいで見回りがうじゃうじゃいるんだ。」

　『どうするの？』

tn「変装するんか？」

gr「お、トントン君。正解だ。」

　まじか、変装･･･

　『ここの施設で女の人見たことないんだけど･･･』

　囚人を除き、私はここで女の人を見たことがない。

　どんな服装をしてるか、分かっていない。

gr「男装すればいいだろ」

tn「そうそう、髪の毛結んで帽子の中に入れとけば、ばれないやろ。」

　『まじかぁ･･･』

　男装･･･。

　ここの施設、育郎とか敵軍とか身長高めの人が多くて怪しまれないと良いけど･･･

tn「･･･あ、ここに食堂のおばちゃんが着てる服があんねんけど、Aこれ着ればええんちゃう？それ着て玄関の警備員に、お疲れ様です～、これ良かったら食べて下さい。っていって渡せば？」

　『天才。』

gr「じゃあそれで行くか。玄関まで3分～5分ぐらいでつくからな。」

　『あ、まって、お疲れ様です～、これ良かったら食べて下さい。ってここの国の言葉で何て言うの？』

gr「ああ、それはーーーーー。」

　(お疲れ様です～、良かったら食べて下さい。練習中)

tn「あのー、A？Aが言わんとあかんねん。けど、なんで俺の方が上手に言えてるん？ｗ」

　『なんでだろ･･･』

　なぜかトントンの方が上手に言えるのだ。

　私は少し違和感のある言い方らしい。

gr「ま、まあ分からなくはないから良いとしよう。」

tn「いざとなったら、グルッペンに繋いでもらおう。」

　『お願いします･･･』

　頑張れ、A･･･(震え声)
　