Daddy . T.Iwata

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剛典side




剛典『さーちゃん。おはよう。



ちょっとだけパパのお膝の上来てくれる？』



紗彩『…うん。』



剛典『さーちゃん、最近元気ないからパパたちちょっと心配。』




さーちゃんはうつむいて、ぎゅっと俺の手を握ってる。




紗彩『パパ、さーちゃんねパパとママのことだいすきなの。


だから、パパもママもさーちゃんのことすきでいてね。』






剛典『当たり前じゃん。



パパもママもさーちゃんのことが大好きで大好きでしょうがないんだよ。




だから、そんな心配しなくても大丈ー夫。』



ね、と笑いかけてやるといつものにっこりさーちゃんが見えた。




剛典『A、大丈夫大丈夫。



なんかね、俺らが自分のこと嫌いになっちゃったって思ったみたい。』



『……そんな思いさせてたのかな、』



剛典『どうなんだろう、俺らが気づかないところでそう思ってたのかもしれないけど…』





『……』



剛典『今日はふたりで迎えとか行こう、



いれるときはなるべく三人でいよう。』









『うん。』

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