Daddy . T.Iwata

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目を覚ますと、さーちゃんの泣き声が。



やっぱり剛典、困ってるんだろうな。



私が抱っこすると、すぐに泣き止んださーちゃん。


剛典のほっとした顔、笑


剛典『泣きすぎて死んじゃうかもとか思った…』


『ははは、笑』




しばらくあやしてると、さーちゃんは泣きつかれたのかすぐにぐっすり。



剛典『A、完全に回復した訳じゃないんだからさ、ご飯食べてもう寝たら。』


『……っ、ご飯っ』


剛典『彩さんが作ってくれたやつ。

俺が作れるわけないでしょ。笑』



『……あー、ごめんなさい……』


剛典『大丈夫だって、寝室で待ってて、』




これ以上何を言っても剛典は聞いてくれないから、素直に寝室へ。




しばらくすると、


剛典『ん、食べて。』


たくさん具材が入ったお粥。




剛典に甘えて食べさせてもらった。笑







食べ終わると、軽くシャワーを浴びた。



剛典『へとへとじゃん、だから無理すんなって言ったのに。』




気持ち的に、シャワーは浴びておきたかったんだもん。




剛典『髪の毛乾かしてやるから、』




何だかんだいいながら、至らず尽くせりの剛典。




久しぶりに私を最優先にしてくれたことが、とっても嬉しかった。

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