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「どうしたの?箸が止まっているけど?奏太から食べられちゃうわよ。」
「!あぁ。あ、決して姉さんのご飯がまずいわけじゃないからね!?」
さっき、思ってしまった。
もうこのままでいいんじゃないかと。
思えてしまった。
「兄ちゃん!また止まってるよ!僕が食べちゃうからね!」
「………ごめん。」
「……!」
そう言って外に出る。
この平和な日常にいたくてたまらない。
でも、駄目なんだ。
早く。早く出ないと。
「A。」
「!!!姉さん。僕は」
「別のA……でしょ?」
「!!」
「最初から分かってた。いつもは進んで奏太を起こしに行くのに今日は遅かった。」
「……………ごめん。」
「謝ってほしくない。AはAでいて。」
「………姉さん…」
少し長い髪を2つ花びらがついたゴムで緩く2つ結びしおしとやかな姉さん。
でも、怒るときは怒る。そんな姉さんが大好きだ。今、亡くなってでもなお。
「A、しな」
姉さんが何かを言っていた時、目の前が真っ暗になった。
「ん………」
「むーー」
「君って確か……禰豆子さん?」
「むーーー!!!」
「当たった?って、行かなきゃじゃん!」
こんなことしてる場合じゃないや。
「よもや、よもや。雷亜少女もか。」
「いや、僕は男「穴があったら入りたいな!」「話を聞いて(泣)」
「まあ、車両は任せます。僕は、鬼を探しますね。」
「?雷亜少女は女じゃないのか。」
「さっき、男っていったよな!?」
煉獄さんの馬鹿さにはかなわないよ。
ガゴン
急に列車が揺れたと思えば煉獄さんがいなくなっていた。
………さっきの移動か。
んー首の場所的には、石炭が積まれてる辺りかな。←魘夢が列車と融合したのは薄々分かってた。
石炭が積まれてる場所へと向かう。
あ、煉獄さんみたいにバーンッてしてないからね。
そしたら、
「!!そうか!!やっぱり…前方だな?」
「そうだ前だ!!とにかく前の方が気色悪いぜ!!」
あ、もしかして猪と炭治郎?
やっぱり、石炭のとこか。
「おーい、炭治郎くん。」
「!!A…さん?」
「いいよ、呼び捨てで。やっぱり石炭が積まれてる辺りかな?」
「もしかしてチビ助か!当たりだ!!」
「チビ助言うな。」
「そうだぞ!本当のことは心に閉まっとくんだ!」
「それが一番傷つきます。炭治郎さん。(泣)」
「まぁ、よし行こう!!前へ!!」
あ、話をそらされた
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季節ハズレの雪だるま - すみません。掛け持ちとリアルが忙しすぎて更新頻度が低くなります。 (2021年9月6日 20時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
季節ハズレの雪だるま - コメント自由だよ! (2021年6月13日 12時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:季節ハズレの雪だるま | 作者ホームページ:http:
作成日時:2021年6月3日 21時