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まぶたの奥が明るくて目を開けると、



「あ、おはよう。A、ちょっと奏太起こしてきてくれる?」



「!!姉さん……」



何で、何で死んだはずの姉さんがいるの



「?どうしたの、私の顔に何か付いてる?」



「…いや、寝ぼけていたみたいだ。奏太、起こしてくるね。」



「うん。」



ここは自分の家。てことは今までのは夢なのか?



姉さんが死んだのも夢なのか?



そう思いながら、奏太が寝ている部屋にいく。



………相変わらず幸せそうな寝顔だ。



「おーい、奏太。起きろ!起きないと朝ごはん無くなっちゃうぞ!」



「ん〜朝ごはんは残しておいて。」



「お兄ちゃんが奏太の分まで食べてやる!」



ガバッ「駄目!駄目だから!起きるよ!」



ふふっ幸せだったな。



「姉ちゃん、起こしたよ。」



僕の一日はここから始まっていった。



でも、



「あぁ!奏太!奏太、起きて!!」



家に鬼が来て、奏太を殺した時。



姉さんは変わった。



「私、鬼殺隊に入るね。」



見学として宇髄さんに守ってもらいながら見てた。



その時の姉さんは、怖かった。



その時は、姉さんが15歳、僕が6歳で幼かった。



そして、姉さんが死んだと知った時。



不思議と涙は出なかった。



でも、姉さんの代わりとして頑張らなきゃと燃えた。



これは夢じゃない。



いまの温かいこの日常が夢なんだ。



きっとこれは血鬼術だろう。



やはり、鬼はいたのか。



早く加勢しなければ。

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季節ハズレの雪だるま - すみません。掛け持ちとリアルが忙しすぎて更新頻度が低くなります。 (2021年9月6日 20時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
季節ハズレの雪だるま - コメント自由だよ! (2021年6月13日 12時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:季節ハズレの雪だるま | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2021年6月3日 21時

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