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「起きろ、起き…オイ、オイコラ、やいてめぇ、やい!!」



隠が呼ぶ声がする。



「いつまで寝てんだ、さっさと起きねえか!!」



それで額に傷がある少年が起きる。



「柱の前だぞ!!」



額に傷がある少年はそれに柱って何だろうの顔してる。そりゃそうだろう。



「ここは鬼殺隊の本部です。あなたは今から裁判を受けるのですよ。竈門炭次郎君」



さすが胡蝶さん。分かりやすい説明だ。



確か鬼を連れた隊士だったけ。



「裁判の必要などないだろう!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」



「ならば、俺が派手に首を斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ。」



(えぇぇ………こんな可愛い子を殺してしまうなんて胸が痛むわ、苦しいわ)



「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ。可哀想に、生まれてきたこと自体が可哀想だ。」ジャリジャリ



「何だっけあの雲の形。なんていうんだっけ」



殺してやろう、うむ、そうだな、派手になと物騒な会話が聞こえる。



そして、回りを見渡す少年。何を探しているのだろう?



「そんなことより冨岡はどうするのかね」



「!」



「拘束してない様に頭痛してくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分する、どう責任をとらせる。どんな目に合わせてやろうか」



相変わらずの伊黒さん。ネチネチと冨岡さんの嫌いが止まらない。



多分、甘露寺同じ様なこと考えてるだろう。←正解



「まあ、良いじゃないですか。大人しくついてきてくれましたし。処罰は後で考えましょう。それよりも私は坊やの方から話が聞きたいですよ。」



それに、少年は何かを話そうとしたのか口を開けるが、咳き込んでしまった。



「水を飲んだ方が良いですね」



そういって胡蝶さんは小さな瓢箪を取り出した。



「顎を痛めてますからゆっくり飲んで話してください」



「鎮痛薬が入ってる為楽になります」



______________________
変な所でごめんなさい!

3→←1



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季節ハズレの雪だるま - すみません。掛け持ちとリアルが忙しすぎて更新頻度が低くなります。 (2021年9月6日 20時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
季節ハズレの雪だるま - コメント自由だよ! (2021年6月13日 12時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:季節ハズレの雪だるま | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2021年6月3日 21時

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