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「ん………」
あぁ。瓦礫のせいか。僕は体格がいい方じゃないからすぐ倒れたり、毒が廻ったりするんだよね。
「いてて……」
音がする方に行くと、
「!!」
「死ぬ…!!死んでしまうぞ杏寿郎。鬼になれ!!鬼になると言え!!」
……煉獄さん。
「煉獄さん!!」
向かおうとするけど、
「止まれ!!雷亜少年!傷が開く!」
「っ………!!」
はっきり言って僕はかなりの重傷だ。体じゅう傷だらけ、頭からは大量の出血をしていた。
「…煉獄さん。」
死なないでね。そう思いたかった。
「うああああああああ!!!」
炭治郎の泣き声が現実をつきつけてくる。
〜蝶屋敷〜
「はぁ………」
あれから四ヶ月が過ぎようとしていた。
あんなにひどかった傷も胡蝶さんのおかげですぐに治った。
そんなことを考えながら蝶屋敷に行くと、
「あ、炭治郎。」
「A!!任務帰りか?」
「うん。」
キャー、キャー!!
「「!?」」
悲鳴が聞こえ、二人で急いで行った。そしたら、
「はなしてください、私っ……この子は……」
「うるせぇな。黙っとけ」
「あ」
「あ」
宇髄'元'師範じゃないですか。
「A、いいとこに来たな!!こいつら、黙らせろ」
「女の子が嫌がってたら、味方するのが男じゃなくって?」
「女みたいな声で言うな」
「あと、その女の子。隊員じゃないですよ。」
「じゃあ、いらね」ポイッ
あ、投げた!!!
「この人でなし!!」
「何てことするんだ人でなし!!」
「アオイさんを離してください。」
「ぬるい、ぬるいねぇ。このようなザマで地味にぐだぐだしているから鬼殺隊は弱くなっていくんだろうな。」
「アオイさんの代わりに俺たちが行く」
ん?俺たち?
「……あっそォじゃあ、一緒に来ていただこうかね」
え、ちょっと待って、この展開は……
「ほら、Aも行くんだろ?」
あぁ。僕、何も言ってないのに!!
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季節ハズレの雪だるま - すみません。掛け持ちとリアルが忙しすぎて更新頻度が低くなります。 (2021年9月6日 20時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
季節ハズレの雪だるま - コメント自由だよ! (2021年6月13日 12時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:季節ハズレの雪だるま | 作者ホームページ:http:
作成日時:2021年6月3日 21時