書きたいところだけ書くネタ短編集２

【twst】古の魔法使い【男主】 ページ16

※この主人公は某型月運命シリーズの花のお兄さんをモチーフ(ほぼトレパク)にしています()













それは、春を告げる鳥が風を連れて来るかのように＿＿＿＿＿＿＿












暖かな春風を纏い、その隣人は現れた




『＿＿＿＿やぁ、数十年ぶりかな』


「な、っ…………はっ、！？」




ただし、その纏った季節とは裏腹に、なんの先触れもなく現れた目の前の人物は
記憶の奥と同様、どうにも読めない呑気な笑顔を浮かべていたのであった

突然現れた旧友に部屋の主＿＿＿基、ナイトレイヴンカレッジ学園長、ディア・クロウリーは
その仮面で見えない両目を白黒させる

いつ学園に来たのか
そもそも賢者の島にいたのか？

大体この友人はいつだって連絡一つ寄越しやしない
どこにいるのか聞いてもはぐらかすし、近況の一つも聞いた覚えがない
どこに住んで、今はどこにいて、何をしているのか
唯一その口が語る事実は一つ







『遙か彼方の、星の内海さ＿＿＿＿』




どこか悲しげに陰る瞳を覚えていた

そんな彼が、どうしてたった今この場にいる？




「ぁ、貴方……一体今までどこにいたんです！？
　私とっても心配してたんですよ！？優しさゆえに！！」


『ふふ、分かっているとも。君のことはよぉーく分かっているよディア・クロウリー(親愛なる魔術師)
　察するに、＿＿＿＿＿＿



















・
















　今日の昼食が不味かったんだね？』


「全く違いますけど！？！？！？」

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