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今日は部活がオフで、湊川さんがおすすめのバイト先に連れて行ってくれるらしい。
最近ゲームと遊びで出費がかさんでいたから、バイト紹介してくれるのは嬉しいけどそんな都合のいい話あるか……？
湊川さんは「行こ」と言うと俺を待つことなく先に廊下を歩き始めたので、急いで後を追いかけた。
「そのバイト先ってのはどのへんにある？」
「電車で一駅なんだけど……牛沢くん電車通学？」
「あー、自転車です、ごめんね」
「歩ける距離だしいいよ」
「いや、電車で行こ。自転車は学校に置いてけばいい」
つい最近まで喋ったことすらなかったのになぜか急に友達になって、バイト紹介してもらうことになって、放課後こうやって二人で廊下歩いてんの、どういうことだよ。
もし、もし俺にちょっとでも気があったら……
いややめよう。虚しくなるだけだ。
こんな可愛い子がわざわざ俺を好きになるわけない、どうせキヨとかだろ。キヨと仲良いし。
もしかして俺利用されてんのか？
そんな被害妄想が膨らんでいく中、電車の一駅なんてあっという間で、電車を降りるとすぐに目的地に到着した。
「え、ほんとにここ？」
「うん」
「営業してるようには見えないんだけど」
「営業してないからね」
「はい？」
湊川さんはくすっと笑うと、俺を裏口のようなところに連れてきた。
「ここ、私のお父さんのお店なの。オープンはまだだけど」
「え？すご、お父さん何者だよ」
「びっくりした？」
「そりゃね」
だから内緒とか言ってたのか、なるほど。
裏口から中に入る湊川さんに慌てて着いていくと、そこにはお洒落な空間が広がっていた。
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ゃゅ(プロフ) - いちご丸さん» ありがとうございますめっちゃ嬉しいです！頑張ります！(^-^) (9月15日 1時) (
レス) id: fbf309b419 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - めっちゃ好きです！頑張ってください (9月14日 21時) (レス) @page1 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゃゅ | 作成日時：2023年8月30日 0時
