『『黒子の兄弟はとっても可愛すぎて大変＃＄☆￥£＊！！！』』【主男】

第５９話 ページ10

山田「まったくもー‥‥‥。とりあえず今はお前の心配だってーの。」



ユウ「‥‥おろして‥‥。ﾓｿﾞﾓｿﾞ」


山田「うおっと、急に動くなよ、ビックリするだろ？」


ユウ「‥‥おろしてってば‥‥ﾓｿﾞﾓｿﾞ」


山田「えー、やだ。ほら、タオル取りたいから動かないで、バランスがおかしくなる」


ユウ「‥‥‥ﾋﾟﾀｯ」


山田「よし、偉い子。」


ユウ「‥‥‥ﾑｯ、子供みたい。」


山田「あれ？まだ子供じゃないの？」


ユウ「‥‥‥」


山田「おれのなかでは未成年は子供なんですぅー。」


ユウ「‥‥おりる。ﾓｿﾞﾓｿﾞ」


山田「ダメだって、ほら。」


ユウ「‥‥‥じゃあ、タオル持つ。」


山田「あれ？服は部屋だよね？」


ユウ「うん‥‥」


山田「おっけ、じゃあ階段上るからね。」


ユウ「‥‥うん。」


山田「よいしょっ‥‥‥お前さ、相変わらず軽いけどちゃんと食べてるか？」


ユウ「‥‥‥‥‥‥ﾀﾍﾞﾀ‥‥ﾅｲ.」


山田「は？どゆこと？」



ユウ「‥‥‥ﾅｲ.」



山田「いつから？」


ユウ「‥‥昨日の晩御飯から。」



山田「てことは、朝もか？」


ユウ「‥‥‥‥ｳﾝ.」



山田「馬鹿！あれだけ言っただろ？『ちゃんと朝御飯食べろ』って！」


ユウ「‥‥‥だって、お腹へってないもん‥‥。」


山田「はぁ、全く‥‥‥なに？プリンとかなら食べれるってやつか？」



ユウ「‥‥‥無理。」



山田「じゃあ‥‥ゼリー。」



ユウ「‥‥‥考えただけでも吐き気する‥」


山田「そんなに食えねぇなら点滴確定だな(´^ω^)」


ユウ「っ！やだっ！それだけはっ‥‥！！ｼﾞﾀﾊﾞﾀ」


山田「ちょっ、あともう少しで階段上りきるから暴れんなって‥‥！」


ユウ「‥‥点滴うたない？」



山田「それは知らねぇな、お前次第(´^ω^)」


ユウ「ｼﾞﾀﾊﾞﾀ」


山田「ちょっ、それはマジでウゼェって‥‥！落ちる落ちる‥‥！」


ユウ「点滴するくらいなら落ちて死んだ方がまし！」


山田「なら落ちてたまるかっ‥‥！っしょ、ふぅ‥‥やっと上りきった‥‥」


ユウ「おーろーしーてー！ｼﾞﾀﾊﾞﾀ」


ユウ「はっ、残念だったな、ほら、部屋入って拭くから。」


ユウ「‥‥‥」



山田「ほら、一旦ベッドに下ろすから。タオル敷いたし早く脱げ。もっと熱上がるから。」



ユウ「‥‥‥ｷﾞｭｩ」



山田「！？お、俺にしがみついてどうするんだよ！？ほら、早くおりろって。」



ユウ「‥‥‥点滴打つからヤダ‥‥」

第６０話→←第５８話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す