『『黒子の兄弟はとっても可愛すぎて大変＃＄☆￥£＊！！！』』【主男】

第８２話 ページ32

テツヤ「‥‥あ、あと、赤司君達から何か渡したいものがあると言っていたのですが‥‥‥明日にしてもらったのですが、よかったでしょうか？」


ユウ「うん。ありがとう。」


テツヤ「どういたしましてです。」


‥‥はぁ、そろそろ帰らないといけない時間ですね。

兄さんとお話ししていると時間が早く感じてしまいます‥‥。


受験が近づいてきている中‥‥辛いのは僕だけじゃないのですね‥‥。


テツヤ「‥‥‥ｷﾞｭｳ」


ユウ「んー？どうした？テツヤ。」


テツヤ「‥‥‥兄さんも、僕も頑張りましょうね‥‥。」


ユウ「うん‥‥。」


ーーテツヤ帰宅


ユウ「‥‥なー、先生。」


山田「ん？」


ユウ「受験まで‥‥‥間に合わねーよな‥‥。ｶﾀｶﾀ‥‥」


山田「あのなぁ、自分で自分の首絞めてどうするんだよ？震えてるじゃねぇか‥‥。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」


ユウ「‥‥‥テツヤ‥‥。」


山田「うん。解ったから。
大丈夫だから、お前とてつくんなら合格するさ。」


ユウ「‥‥‥‥‥うん。」


山田「そんなこと考えてまた体調崩したら辛いのはお前だぞ？」


ユウ「‥‥‥‥うん。」


山田「どっちにしろ、病院(ここ)受験なんだし。」


ユウ「‥‥どうしてもダメ？」


山田「いやいや、よく考えてよ。あと１週間と少ししかないからね。」


ユウ「‥‥‥」


山田「教室で受けたい気持ちわかるけど‥‥‥」


ユウ「‥‥‥」


山田「今やってる練習って、未来にどう繋がるかわかる？」


ユウ「‥‥‥‥ううん。わかんない」


山田「お前、ちゃんとてつくんと一緒に高校に通いたいだろ？」


ユウ「うん。」


山田「部活はまだあれだけど、今から頑張ればまだ間に合うかもよ？」


ユウ「‥‥‥‥？」



山田「今から頑張って外に馴れて、進級する頃には自由に動き回りたいだろ？」


ユウ「‥‥うん。」



山田「だったらもう少しだけの辛抱だ。」


ユウ「‥‥‥‥わかった。」


山田「よし、偉い子だ。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」


ユウ「ふふ‥‥」


山田「まだ夕食まで時間あるし、寝たらどうだ？」


ユウ「うん。‥‥おやすみ。」


山田「ん。おやすみ。」





テツヤ「‥‥‥はぁ。」


家に帰ってまずため息を１つ。

服を着替えていると‥‥

ーーピンポーン

テツヤ「誰でしょうか？」

最近何か頼んだ覚えがないのですがね‥‥


そう思いながら玄関のドアを開けると‥‥


黄瀬「黒子っちー！！ｷﾞｭｰ」


テツヤ「わっ、黄瀬くん？！」

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