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第65話テツヤside ページ16

‥‥ダメだ、こんな玄関先で泣いてては誰かが来たら変に心配をされてしまう。


ーーガチャ、バタン‥‥


テツヤ「ただいま‥‥‥」



僕の声が虚しく響く。


今日の勉強の振り返りをしなければいけないのに‥‥。

やることはたくさんあるのに足が兄さんの部屋に向かう‥‥。


そして、ドアを開け足を休めた場所は


兄さんのベッド。


そこに倒れこむとフワリと兄さんの香りがする。



‥‥『兄さんの香り』だなんて、なんだか変態みたいだ。



だけど、今はその香りが僕を包み、安心させてくれる。


ついさっきまでここに兄さんがいた。



だけど今は入院‥‥


テツヤ「もしこれが青峰くんや黄瀬くんに伝わったらどうなっちゃうでしょうね‥‥」


気がつくと僕は目元が濡れていることに気がついた。


テツヤ「‥‥あ、‥‥れ?僕‥‥泣いてるの‥‥?」


拭えば拭うほど溢れ出てくる涙。


兄さん、淋しいよ、兄さん‥‥



ーーチュンチュン‥‥


気がつくと朝だった。


いつのまにか僕はあのままね眠ってしまったらしい。


夕食も食べず、着替えずに眠ってしまったから少し気持ち悪い感じがする。


少し気が重いけど、仕方なく学校へ向かう準備をした。



ーーin学校


‥‥今日はできるだけ皆に会いたくない。


部活も今日は休ませてもらおうかな‥‥。


黄瀬「黒子っちー!おはようっす!‥‥やっぱり今日もユウっちは来てないっすね‥‥」


あぁ‥‥黄瀬くんが来てしまった‥‥なんてタイミングなんだろ‥‥




よし、ミスディレクションを使おう。


黄瀬「おーい、黒子っち聞いてるっすか?黒子っち、くろっ‥‥!!」


赤司「どうしたのだい?黄瀬。」


黄瀬「く、黒子っちがミスディレしたっす!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」


赤司「‥‥‥またなにか変なことでもしたんじゃないのか?」


黄瀬「してないっすよ!!」


赤司「今日は誰とも会いたくないから。」


黄瀬「‥‥へ?」


赤司「黒子からの伝言。ほら。そうらしいから早く出ていこう。」


‥‥ごめんなさい、赤司くん、黄瀬くん‥‥



よし、今日の放課後病院に寄ります、そうします!そして兄さんといっぱいお話します!


早く終われ!今日の授業‥‥!


ーーそして放課後

今日の練習は虹村主将に休むと伝え、休むことにした。



大丈夫ですかね‥‥兄さん。



不安な気持ちと共に校門を出た。

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設定タグ:黒子のバスケ , 小説 , ゆじゅ(*^^*)   
作品ジャンル:アニメ
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ミリイ(灰崎信者) - 祥吾様虐めたキセキ嫌い祥吾様がキセキの5人目祥吾様アンチコロナかかれば良いんだよ私をこんな風にしたのはキセキファンの所為祥吾様悪く言った全部彼奴等の所為wwww私の息子悪く言うからだ (2020年10月25日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - イヤァァ機種変したらなんか書けなくなっちゃったダァ (2020年7月28日 18時) (レス) id: aebf41ee80 (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - 駄作者は昔、幼い頃に1度だけキウイを食べたことがあって、今でもダメだってのは解ってるのに食べたいなって思ったりする‥‥(´-ω-`) (2020年5月14日 8時) (レス) id: 7ba4c10f76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - なぜ題名の最後の方がごちゃごちゃなのかって‥‥?それは‥‥‥誠凛の皆『☆$☆§£#ωだから!』ーというのと、海上『¥☆£↓#¥§¥☆っす!』ーだからです。( ´∀`) (2020年3月24日 1時) (レス) id: 7ba4c10f76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆじゅ(*^^*) x他1人 | 作成日時:2020年3月24日 1時

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