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きがついたら、じぶんはどこかで、ぼうぜんとすわっていた。
もう、なにをすればいいのかわからなかった。
そのひとは、なにをしてもじぶんをゆるしてはくれなかった。
ゆるしてはもらおうだなんていう、そんなやさしいせかいをのぞんでいたわけでもなく、ただじぶんのなかでなにかがおとをたてながらくずれていった。
そのひとへききたい。
なにをすればよいのですか?じぶんはどうすれば、せいかいだったのですか?
死ねばいいのよ、あんたなんか!
どこからかそうきこえた。げんちょうであるといことは、まわりをみわたせばすぐにわかった。
しかしじぶんは、そのこえのまま、かたてににぎられたカッターで、じぶんのむねをさしていた。
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作成日時:2018年10月20日 22時