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ご利用は計画距離で / all ページ43

一か月ぶりのしばゆーと再会。
結婚してから、すっかりレアと化してしまった。

なので、来た時は存分に相手をしてもらう。

今は、しばゆー抜きでクリア出来なかったゲームの続き中。


「えっと、こうかな」
「そう、そこでジャンプ」
「からのA連打?」
「オッケー良い感じ」
「イェーイ」

穏やかな空気。


りょうくんとゆめまるが談笑をし、としみつがギターを弾き、虫くんは編集をしていた。
そして、リーダーは何故か黒い邪悪な何かに包まれた様な雰囲気でこちらを睨んでいた。


「…」
「…」
「…どうしたの」
「近い!」
「何が?」
「距離が!」

ビシッと人差し指をこちらに向けて、決めポーズの様に指すてつや。


「お前は、一体Aのなんなんだよ」
「俺は、Aの幼馴染であり、兄であり、弟であり、父親であり、イトコなんだよぉ!」
「最初は分かるけど、」
「後半が完全に模造」
「というか普通に気持ち悪いな」
「そもそもてつやにそれぞれの役割果たせるとは思えんし」
「同感」

「何でだー!」と、その辺にあったクッションをこちらに投げてきた。
無造作に、何個も何個も。


「ぐわ!やめわろ!」
「ハウスダストやべー家のクッション投げんなって!」
「数が半端ないよ!やばいよ!」
「ぶえっくしゅ!くしゃみ止まらん!」
「風邪引いちゃう!二次被害出ちゃう!」
「一回クールダウンしよう!」

その言葉に「ふーふー」と、息切れをしながら一旦手を止めるてつや。
そして体勢を立て直し、仁王立ちでこちらを向いた。


「お前には、俺から条件がある!」
「口くせー」
「口答えするな!」
「うわ!くっせ!」

どうやら口答えすると、さっきのクッション爆弾がやってくるようだ。


「まずしばゆー!」
「へーい」
「Aとゲームする時の距離は、2m!」
「え、教えるの難しくね?」
「うるさい!決まり!」
「せめて5cmにして」
「近過ぎる!バカ!」






(つまり何だったの?)
(なるほどね)
(菌巻き散らしただけかよ)
(不器用なポンコツ)
(とりあえず臭い)
(歯磨け)









***

動画参考にするといつも同じようなメンツになるのでこういう小説でも書こうかなと

無意識腐乱 / Tetsuya & Ryo & Toshimitsu→←馬鹿と鋏2 / Tetsuya & Toshimitsu & Ryo & Mushimegane



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107(プロフ) - かのんさん» ありがとうございます!このコメントを見て自分ワクワクしてきました! (2017年10月21日 23時) (レス) id: 1080c52a3c (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 毎日の楽しみでこの作品読んでました!続編見て見たいです(^^) (2017年10月21日 23時) (レス) id: 4547495416 (このIDを非表示/違反報告)
107(プロフ) - Ma-chinさん» ありがとうございます!このコメントが私の励みになります! (2017年10月21日 23時) (レス) id: 1080c52a3c (このIDを非表示/違反報告)
Ma-chin(プロフ) - 大好きな小説です!!!続編見たいです! (2017年10月21日 22時) (レス) id: a22175d5dc (このIDを非表示/違反報告)
107(プロフ) - 如月梦【ゆめ】さん» ありがとありがとうございます!たまにうんちくぶっこみたくなります( ^)o(^ ) (2017年8月6日 21時) (レス) id: 1080c52a3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:107 | 作成日時:2017年7月19日 22時

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