【東海】さよならシャンソン

馬鹿と鋏５ / all ページ48

　
　

「そのAの花嫁予測したのか分からんがこんな質問も『Aちゃんが結婚するとしたらどの男性なら許せますか？』」
「その質問が既に許せん」
「ほんと？凄い予想だね」
「俺は、プロ野球選手並みの体力が無い男は嫌だ」
「俺は、ひょろ細い声の男は嫌だ」
「僕は、一般常識が無い男は嫌ですね」
「俺は、清潔な男じゃないと嫌だ」
「お前がそれ言うか」
「俺は、三転倒立綺麗に出来る男」
「何で」
「俺は、Aが選んだ人だったらその人で間違いないと思うよ」
「ゆめまる…！」
「A…！」
「なにこれ」


「では次の質問、『こいつらと組んでよかったと思う瞬間は？』はい！てつや！」
「一番恥ずかしいやつ」
「具体的に言うとどんな感じですか？まぁ、メンバー一人一人言うような感じで」
「一人一人ですか！？」
「うわー気になるな」
「しばゆーの面白かったところ聞きたいですお願いします」
「いや話してて、本当に我慢できない爆笑くれるのはこいつだなと思って、」
「ぶはははははは」
「うわー恥ずかしいやめて！」
「じゃあ、Aは？」
「Aは、幼馴染であり、妹であり、姉であり、親であるところですかね」
「うわなんか照れるこれ」
「じゃあもうちょっと大きい声でりょうくんがメンバーで良かった所は？」
「いやなんか高校の時から一緒にやり続けてて、こいつが意地悪してきてわしがやられるという感じでしてね、」
「ほう」
「普通じゃなかったら嫌じゃないですか、だけどこの関係性が絶妙に良い」
「あーなるほど、俺を弄ってくれるのはこいつしかいないと…どうですかりょうくん？」

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