愛想笑いは忘れずに ページ6
男主視点
『……うへぇ…』
「ほら、アドバイス忘れるな。」
『そうだった…でもさぁ……
これはヤバくない？』
おかしい……おかしすぎる。
どこを見ても女性、女性、少し男性、女性……
女性が多かった。
女性にも男性にも既婚者は多数いる……が、そんなことは構わないとでもいうかのようにベタベタベタベタ……
「ご機嫌麗しゅう、W国総統グルッペン様。私、UM国の……」
「ご機嫌よう、グルッペン様。」
「グルッペン様、ご無礼存じますが是非ともこの後のダンスでは……」
「このワインはいかがですか、グルッペン様…。」
『……』
お前らいい加減にしろ！！
既婚者だっていい歳したやつだっているじゃないか！
って言えたら良いのになぁ……
駄目だ駄目だ、堂々としてないと！
「お嬢さん、すまないが私には嫁がいるのでな。いい人を探してくれ。」
「あら、つれないお方で……」
「A様、社交辞令みたいなものですの。お許しくださいませんか？」
「それに、貴方も男性…他の女性と踊ってくれば良いと思いますわ。」
他の女性と？
今日のために、グルッペンのためにどれだけ練習してきたと思ってるんだ？？
今さら男性用のダンスなど踊れない。
『申し訳ありませんが、お断りします。これでも嫁なんでね？』
ニコッと笑い指輪を見せる
「…あらあら、そうですか。残念です。」
「ふん………行きましょう」
「はぁ……」
『お疲れ様、相変わらずモテモテですねー。』
「この前も断ったはずなのだが…」
『はい、ワイン。これ美味しいよ？』
「いや、いらない。先に酔ってしまっても困るしな。」
『でも今日は特に情報集めるわけじゃないしたまにら良いんじゃない？最近も仕事であまり飲んでないでしょ？』
二杯目のワインを口に入れる。
結構濃いけど美味しい…なんて思っていると、
目の前にグルッペンがいた。
「……そうだな、結構悪くない」
『…………ぁ……？…ぇ、え……ん？』
口の中から消えたワイン
あれ、今……
瞬間顔が熱くなる
『……ｯｯｯ!!!!!!人前でなにしてんのさ！？』
「ふはw顔真っ赤だゾ？」
『そうじゃなくて！！！』
「でも回りも結構イチャイチャしてるし、何も気にすることはないだろ？」
『…っ、……ぅ、グルッペンのぶぁか！！！！』
「ははっwww」
めっちゃ恥ずかしい！
でも幸い人には見られていない。
柱の影に隠れていたおかげかな……
絶対許さない……
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ミオ - いつも見させてもらってます！続きがめっちゃ気になります。これからも頑張ってください！ (2020年1月27日 6時) (
レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
ましあ(プロフ) - 林檎さん» ご愛読ありがとうございます！嬉しいです^^これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2019年12月27日 10時) (レス) id: 8a97cd4d7d (このIDを非表示/違反報告)
ましあ(プロフ) - 修羅猫さん» 敬語の勉強頑張ってください！！(違う)こちらこそ申請ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますねd(^-^) (2019年12月27日 10時) (レス) id: 8a97cd4d7d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 続編おめでとうございます、実は前からずっと好きです(唐突な告白)これからも更新頑張ってください! (2019年12月27日 10時) (レス) id: abd61a7f89 (このIDを非表示/違反報告)
修羅猫(プロフ) - 友達承認ありがとうございます( ；∀；)まさか承認されるとは思ってなくてなんかもう…嬉しいです…。(語彙力)俺みたいな馬鹿なりに敬語で申請して後々気付いたんですよ、「…俺、絶対日本語ってか敬語勉強し直した方がいいよね」…って。 (2019年12月27日 1時) (レス) id: 2889dc960a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましあ
| 作成日時：2019年12月23日 22時
