城下町デート*不知火紫音さんリクエスト ページ45
男主視点
『…これで良いかな？』
鏡の前でくるくる回る
私服はあまり着ることがないから悩むんだよなぁ……
『んー…って時間やば！もう良いやこれで！！』
軍に一番近い公園に行く。
待ち合わせ時間より五分前、だけど相手はもうそこにいた。
『グルッペン！ごめん、遅かった？』
「ん？お、来たか。大丈夫だ、ついさっき来たばっかりだしな！」
『……』
え、やば、かっこいい…
俺もだけど町の人にバレないように軽く変装しているのだが…
いつもと違うメガネ
帽子
ラフでシンプルな格好
隠しきれていないカリスマオーラ
うん。目立つな……
ちなみに俺は上にパーカー下はジーンズ、つい最近買ったばかりのスニーカーに前髪はピンでとめてメガネをしている。
「A、どこか行きたいところはあるか？オススメのパフェ屋ぐらいなら紹介できるゾ！？」
『それグルッペンが行きたいだけじゃ……まぁ良いか、そこ行くか。』
「こっちだゾ！」
こうして俺らは城下町のお店(主に甘味屋中心)をまわり始めた。
*
「すみませーん。お二人ですか？」
ビクッと肩を揺らす。
もしかしてバレた？？
グルッペンの方を見ると落ち着いている。
「あぁ、そうだが……」
「よかったらここら辺一緒に回りませんか？」
「私たちも二人なんです！」
あ、グルッペン目当てですね(汗)
そりゃそうだよぉ…カリスマオーラ隠しきれていないもん。惚れるなって方が無理だよね？
でも…
『……』
せっかくのデートだから、二人きりがいいなぁ…
『グルッペン……俺はどっちでもいいけど…』
「……」
女の人たちは「ほら！いいって言ってますし！！」などといってグルッペンに触ろうとする。
ああ！せっかくのデートなのに…！何で自分は素直になれないんだ！！
「……すまないが、お断りさせていただこう。」
「え〜」
「いいじゃないですか！」
「俺はもう結婚しているんだ。すまない。」
指輪を見せると女の人たちは素直に帰っていった。
「ふぅ……バレたかと思ったな？」
『……』
「A？」
『……』
「……ってお前靴擦れ…！もっと早く言え！」
『だってぇー！』
「だってじゃないゾ！！」
痛いと言って涙目になる
うまく誤魔化せたかな？
すんっと鼻をすすり絆創膏をはるグルッペンを見る。
『……グルッペンは俺のだもん』
「なんか言ったか？」
『何でもない！次どこ行く？』
「そうだな……」
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ましあ(プロフ) - ユキさん» 返信遅くなりました。ありがとうございます！今後もよろしくお願いしますね！ (2019年12月18日 17時) (
レス) id: 8a97cd4d7d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ましあさん» 拝見させて頂きました！夢主くんが尊い.......今後も頑張ってください！ (2019年12月16日 14時) (レス) id: 85aabc7a4d (このIDを非表示/違反報告)
ましあ(プロフ) - 不知火紫音さん» リクエスト！もちろんいいですよ！！了解しました。楽しみにしていてくださいね！ (2019年12月15日 15時) (レス) id: 8a97cd4d7d (このIDを非表示/違反報告)
不知火紫音(プロフ) - あのー、リクエストいいですか？いいなら夢主くんとグルさんとで城下町デートして欲しいです！よろしくお願いします！ (2019年12月15日 12時) (レス) id: e6bdefb5cc (このIDを非表示/違反報告)
ましあ(プロフ) - ユキさん» コメント、リクエストありがとうございます！誘い受け……良いですね^^わかりました！今後も応援よろしくお願いします！ (2019年12月15日 11時) (レス) id: 8a97cd4d7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましあ
| 作成日時：2019年11月10日 23時
