雷鳴の轟き ページ22
雷門中グラウンド。
貴方「・・・早すぎたかな？」
円堂「多分・・・。」
グラウンドには２人しかいなかった。
円堂「どうする？」
貴方「先にアップしとこう？」
円堂「そうだな。」
円堂とAはユニフォームに着替え、ストレッチを始めた。
貴方「・・・兄さんって意外と体柔らかいね。」
円堂「そうか？」
ストレッチも終わり、何をするかと言うと・・・。
貴方「行くよ、兄さん。」
円堂「おう！」
貴方「〈サンダーブースター〉！」
円堂「〈正義の鉄拳〉！」
もちろんシュート練習。
２人しかいないため、円堂がAの相手をしていた。
ボールは弾かれ、Aの方に転がる。
貴方「ちょっと本気だったのに・・・。」
円堂「マジか！？」
円堂は驚いたがすぐに、
円堂「A、雷鳴の轟き見せてくれよ！」
と言った。
貴方「・・・わかった、じゃあ構えて。」
円堂が構えたのを確認して、Aはシュート体制に入った。
ボールを軽く蹴り上げ、右足を振り上げる。
そのまま降り下ろし、強烈なパワーをボールに注ぎ込んだ。
貴方「〈雷鳴の轟き〉！」
ボールはまっすぐ円堂の方に放たれ、円堂は技を出す・・・はずだった。
２人の間に何者かが割り込み、ボールを蹴り返した。
円堂「な・・・バーン！？」
蹴り返したのはバーンだった。
バーン「オレも入れろよ。」
貴方「何しに来たの？」
円堂がAを庇うように前に出る。
円堂「Aは渡さない！」
バーンはニヤリと笑い、円堂をボールで吹き飛ばした。
円堂「ガハッ！？」
貴方「兄さん！」
バーン「よそ見してる場合か？」
いつの間にかAの後ろにはバーンが立っていた。
円堂「A！」
円堂が叫ぶ。
バーンは顔をAの耳に近付けて言った。
バーン「エイリアに来い。お前の兄が親友のようになりたくないならな。」
貴方「！？」
円堂「A！惑わされちゃダメだ！！」
Aは覚悟を決めたように顔を上げ、バーンに言い放った。
貴方「あんたの脅しなんかに乗らない。あたしは雷門イレブンの１人・・・雷鳴Aよ！」
バーン「ハッ、また来るぜ。・・・レーゼを頼む。」
バーンは小さくそう言って消えた。
円堂「バーン、あいつ・・・。」
貴方「兄さん、あたしは大丈夫。」
そして、２人は続きを始めた。
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ましまろ - 瑠茄s｝ありがとうございます！がんばります！！
紫苑優s｝おもしろいなんて・・・ありがとうございます！！ (2011年10月29日 22時) (携帯から) (
レス) id: 94744273e8 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑優 - おもしろかったです!!!!! 続き、楽しみにしてます。頑張って下さい＾＾ (2011年10月29日 0時) (レス) id: 284037e7a3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠茄 - 初めまして… 更新待っています(≧ヘ≦) (2011年10月28日 21時) (携帯から) (レス) id: a74820676c (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ - みーs｝ありがとうございます！アンケートは誰ですか？ (2011年10月14日 18時) (携帯から) (レス) id: 94744273e8 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^.^)b。 (2011年10月13日 23時) (携帯から) (レス) id: b42d062970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましまろ | 作成日時：2011年9月4日 18時
