普通の審神者ですってばぁ！！！

バグ ページ21

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ゴッ！！





『う”ッ！！！』





腹、、いったぁ、、、！





「こっちに来い」





っちょ、、腹が痛いから無理なんですけど、、、！？




でも言う事を聞かないと更にやられるかもしれないから


痛む腹を押さえて小狐丸さんの後ろをゆっくりと追った




一体何処へ向かってるんだ？





「入れ」



『うぉッ！？、、、いった、、！』





乱暴すぎでしょッ！？




畳の上でお腹を押さえて丸くなる





「ようやくきましたか」



「遅いじゃないか」



「待ちくたびれたぞ」





、、、この声、、三条




三条と思った瞬間、身体が震え始めて心臓がバクバクと脈打つ





うちがこの約１ヶ月間でかなり嫌いになった刀派がある


１つ目は粟田口


２つ目は三条




粟田口は数が多いから嫌いだ


三条は力があって精神的攻撃もあるからもっと嫌いだ





「此奴の歩く速度が遅いだけじゃ」



「はいはい、、、で、君」



『ひっ、、、え、ぁ、、はい』





石切丸さんが怖い笑顔でうちを見る


その笑顔でうちの身体はピシリと固まった





「これ、君がやったのかな？」



『、、、え』





うちは三条の中でも特に嫌いな刀がいる


そいつは力が強くてねちっこくて、しかも精神的攻撃をするから出来れば会いたくない




その刀の名前は＿＿＿＿＿





「、、、いしきりまりゅ、、このひと、、だりぇ？」



『ひっ、、、！』





＿＿＿＿＿三日月宗近




え？は？三日月さん？なんで小さくなってんの？


ってちょっと近づかないでッ！！！





『〜〜〜ッ！！！』





恐怖で口が上手く動かないから必死に首を横に振る




目の前にいる約３歳児姿の三日月さんは


何故か知らないけどうちに興味を持ったようで手を伸ばして近づいてきた





「そう、、、」





ちょっと石切丸さんッ！！！


三日月さんから手を離さないでぇッ！？うちの上に乗っかって来てるからッ！！！




よじよじとうちの身体によじ登って来る三日月宗近


伸ばしている手はうちの面布に向かっていた





「うぅ、、、！」



『ちょっ、、と、、、ちか、、づかな、いで、、、ください、、、！』





三日月さんはうちの身体に馬乗りになって必死に手を伸ばし


うちは必死に後ろへ背を逸らした





『た、多分、、、バグ、だと、、、お、思います、、！


　数週間、す、すれば、、、治る、、と思いま、、ひっ、、、！』



「うぅ〜！」




ひぃぃぃぃぃいいいいいッ！？



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