普通の審神者ですってばぁ！！！

なんで、、、！？ ページ17

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今日も今日とて平和に過ごす、、、と思っていたが


うちは正直、前の本丸の刀剣男士の事もあり


今回の刀剣男士もきっと大丈夫だ、、と舐めていた





「帰りたいと思うか？」



『ぅ、、！』





そうだ、これは”殺す以外なら何をしても良い”賭けなんだ





「帰りたいならそう言えば良い、楽になるぞ」



『か、、、は、、っ、、、！』





朝餉を作る為に廊下を歩いてたら三日月さんとぶつかって


謝ろうとしたら、もの凄い速さで首を絞められた


そのまま持ち上げられ足が地面につかない




もう意識が暗くなりかけてる




苦しい、、、苦しい、、、！


助けて、、お、おじいちゃ、、、！





生理的な涙が溢れ落ちた





「おや、泣いておるのか？


　苦しいならやめれば良いのに、、、全く馬鹿だなぁ」





まるでゴミを見るような目で見つめられた後


三日月さんは首から手を離す





『ゲホッ！！ゴホッ！！！はっ、、、！うぇ、、！』





床に崩れ落ちて必死に酸素を吸う





「まだ終わったと思うな」





ガッ！！





『い”ッ！！！』





痛い痛い痛い痛い痛いッ！！！





直ぐに結界を張るもクッション代わりになるだけで


三日月さんの一撃で破られた




拳や蹴りから身を守る為に結界を張っても直ぐに破られる





「、、、はぁ、これ以上やると死んでしまうか」





何処か遠いところからそんな声が聞こえた





身体中が痛い


あれ？なんでうちこんな所で寝てるんだろ？




まだ身体に残ってる霊力がうちの傷を治癒するも


その量が少ない為に中途半端な所で終わる





『い、、、！』





人ならざる者で良かったかもしれない


もしも普通の人間なら此処で一日中寝てたかも、、、




とにかく審神者部屋に戻ってこんのすけに神気か霊力、、貰わなきゃ




比較的ゆっくりと


壁づたいで歩きながら審神者部屋を目指した





＜はい！審神者様いかがされましたか？＞



『こんのすけ、、神気か霊力、、、頂戴』





こんのすけに余計な心配をさせたくない


身体中についた傷を隠す為に半纏を被って面布がついた顔だけを見せる





＜、、、もしや刀剣男士様に何か＞



『まぁ、当たってる、、、


　短刀達との鬼ごっこがきつくてきつくて、、、！


　もう死ぬかと、、思った、、、お願いこんのすけ、霊力か神気頂戴』



＜分かりました！瓶に入れて渡しますね！＞



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