普通の審神者ですってばぁ！！！

そろそろ ページ36

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『、、、ぅー』





そろそろ２ヶ月が経つ


えーっと、、確か明後日になったら本丸に帰るんだよね？





『よいしょ、、っと』





清光のネイル買わなきゃ




あ、それと木に引っ掛けといた小狐丸さんのリボン


もしも小狐丸さんがリボン取ってなかったら多分リボンはボロボロになってる




リボンが木にまだ付いててボロボロやったら


しょうがないけど買ってやろう


本丸に帰ったらそこら辺の木の枝に縛ってやる





『、、宗近さん、、、まだかな』





約４５分後





「ただ今帰ったぞ」



『、、、宗近さん、、少し庭に行きたいです』





宗近さんはうちから声をかけた事に驚いたのか


かなり驚いた顔をしてる





『、、、やっぱり』





木の枝にはまだ黄色いリボンがついてるが


もうボロボロになってた





『、、、宗近さん、、外に行って万屋に行きたいです』



「あい分かった」





宗近さんと一緒に万屋に入る


久しぶりに見る色んな物に目が輝く





『おぉ、、お、、、！あ、ネイル、、とリボン


　饅頭とか大福、、、買った方がいいかな？、、いや、手持ちがないからやめよ』





黄色いリボンと小さめの黒いリボン(ほら、黒いリボンは戦闘の時とかに付けてるから)


最後に黒を含んだ赤いネイルを買う




帰る事になって本丸までゆっくりと歩いていると


ある店に目が入った





『、、、宗近さん宗近さん、あの店入りましょう』



「疲れたのか？」



『まぁ、、そんな所です』





昔の茶屋みたいな店だな此処、、、




外に置いてある長椅子に宗近と座る


店員さんが注文を聞いてきたので、みたらし団子、三色団子を頼む





「ご注文お待たせしました！


　みたらし団子が２つと三色団子が２つです！」



『ありがとうございます、、、はい』



「え？」





ちょっと何ポカンって顔してんの


せっかくの良い顔が台無しだぞ





『え？なんです？


　みたらし団子はあげませんよ、三色団子にして下さい』





うちはあん団子とみたらし団子しか食えんぞ





「良いのか？」



『、、、まぁなんです


　詫びですよ、こんな奴のせいで三条の居心地悪いでしょ？』





無理やり三色団子を宗近さんに渡す





「別に気にせんで良いのになぁ、、、！」





フワリ




宗近さんは優しく微笑み、桜の花びらが舞う




その時、何故かうちも嬉しくなって、久しぶりにうちの桜の花びらも舞った



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