普通の審神者ですってばぁ！！！

ざまあみろ ページ32

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ガッ！！





『いっつぅ、、、！』





右の頬が痛い、、、！！


宗近さんが居た時はこういうの無かったからなぁ




うちの身体は傷だらけ


服は所々破れてそこから血が流れ出ていた





『ゲホゴホッ！！！いって、、！』





トンッ





『い”ッ！？』





そこめっちゃ痛い所ぉッ！！！


此奴マジぶっこr【強制終了】




うちにぶつかった奴を睨みつけるとそこには三条がいる


ぶつかった奴は宗近さんで血が着物にべっとりと付いて赤く染まっていた





『ひっ、、、すみ、ません』





ちょっとこれ以上は真面目に死にますねはい





「あーあ、三日月のきものがちでよごれてしまいましたね」



「そうだね」



「責任、どうやって取って貰うか」



「小娘、少しこちらに来い」





お前らは借金取りか？そうなのか？




そのままうちは三条に引きずられて近くの部屋に入った


その部屋から絶叫が響いたのは言うまでもない





『いっつ、、、！はぁ、、！はぁ、、、！』



「、、、？おい宗近、何を呆(ほう)けておる」





宗近さんを見ると


うちをジッと見て動かない




何故か、宗近さんの顔が泣きそうに見えた





「そんな顔をして、、、


　まさか、此奴に情でも持ったか？」



「、、、さぁな」





、、、あぁ、此奴、うちに手が出しにくくなったんだ


そうだよねー、かなりうちの事好きだったもんねー




そう思えてきたら笑えてきた


笑っちゃダメだと思っても笑いが込み上げてくる





『ふふ、、、！んっふふ、、！あいたたた、、、！！』



「おい娘、何を笑っておる」





小狐丸さんの苛ついた声が聞こえた




あーあ、これ絶対後で一発喰らうわー





『あっはは、、、いてて、、、！ざ、まぁ、、、みろ』





ようやく出せた声は掠(かす)れて小さかったが


しっかりと部屋に響いたから宗近には届いただろう




だって肩がビクッて震えたからね




その後、小狐丸さんに重い一発を喰らい意識を失った



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