普通の審神者です

権限を解く ページ4

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『突然で本当に悪いんですけど、、、


　なんかこの本丸に呪具が送られて来たらしくて


　危ないから刀剣男士の権限を解けと言われました


　、、、その、本当に悪いと思ってます、、が権限を解かせて下さい』





現在、イン広間




その広間の中央で深々と頭を下げる


ゆっくんは縄で縛られて気絶していた





「うむ、まぁいいぞ」



『え！？あ、ありがとうございます！！』



「うっかりお主を殺したとして


　前と同じような審神者が送られるのだけは勘弁だからなぁ」





、、、しっかり仕事してて良かった(泣)




ではと一呼吸して言霊を口にする


言霊を使うのは初めてだから結構緊張すんなぁ





『”全刀剣男士の権限を解く、刀に戻れ”』





カシャンッ




次の瞬間


刀剣男士達の身体が光の粒になって刀になった





『うっへぇ、、もう日が暮れるじゃねぇか』





刀剣男士が霊体化する前に審神者部屋に帰ろう





『呪具、、何処にあるんやろ』





、、、お、そういやこんのすけに


呪具を発見する札の書き方マスターさせられたんやっけ




ごそごそと押し入れを漁り


何も書かれてない真っ白の札、筆、墨を取り出す





『ほほいのほいっと』





なんかわけわからん文様と文字に霊力を込めながら描いて完成





『次の日は呪具でも探すかぁ』





コンコン





『うわぁッ！？』



「主君、驚かせてごめんなさい」



『あ、秋田氏かぁ、、、』





びびったぁ、、、！





「色々と主君に言いたい事があって来ました」



『え？まさか秋田氏のパンツ見ようとしたのばr「へぇ、、、」すみません』



「まぁそれは置いときますね


　まず、霊体化した僕らは物に触れられますが審神者部屋が開けられません


　何かの事情で僕らを権限し肉体を得たのなら審神者部屋に結界札を貼って下さい


　そして霊体化しても呪いにはかかりますので絶対に審神者部屋は開けないで下さい


　それと、中には何らかの手を使って審神者部屋を開けようとする奴もいるので


　次から此処に来る刀剣男士には気をつけて下さいね


　最後に、明日できたら僕を顕現してくれませんか？嫌でしたらしなくても大丈夫ですが


　もしかしたら転送装置を直せるかもしれません


　、、、呪いにかかっているかもしれませんからお気をつけて」



『分かった』





そこまで言うと秋田氏は何処かへ行った




結界札作ろっと



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