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眠っちったい ページ22

.



『、、、最後は小狐丸の部屋やけど、、陽が暮れそうやし覗くだけにしよっか』





んなわけで、今は小狐丸の部屋の前


そろりと部屋の中を覗くと何もない





『ありゃ?煙とかお化けとかいないんか』





呪具発見札は熱いです




てことはこの部屋ん中に呪具がある、、ってことやんね?




周りをキョロキョロと見渡したら


机の上に本が置いてある





『お、此処かぁ』





本に手を伸ばし触った




ブチッ





『へ?』





ぽとりと何かが落ちた音がする


うちのボサボサな髪が頰にかかった





『は?え?ゴムがちぎれたんやけど?こわ』





長い髪やと前にかがんだ時


視界に入って邪魔やから縛ってたんやけどな





『、、、ぅ』





頭がグラグラする、、


目の前が、、真っ暗に、、、!




そのまま畳に突っ伏した





『ん、、、?』





あ、、?此処どこ?


あそっか、此処って小狐丸の部屋やん




、、、てかもう陽が暮れてるやん!?


やっば!!はよ審神者部屋に戻らんと!?




急いで小狐丸の部屋を出る





『わぷっ!?』



「、、、あぁ、主か


 探したぞ、なんせ何処にもいないからなぁ」





よしよしと撫でられた


青い着物、黄色い三日月、、、じーちゃん?





『、、、じーちゃん?あの、、うち審神者部屋に戻らんと』



「審神者部屋?主は何を言っているんだ、主は、、、」





、、、もしかして





「主は俺と神域に行くんだからなぁ」



『〜〜〜ッ!!じーちゃんごめん!!』





思いっきりじーちゃんの身体を押して離れた


その隙にうちは全速力で逃げる





「はっはっはっ、鬼ごっこか?爺の身体にはちとキツいな」



『ひっ、、、!』





後ろを振り返ると


じーちゃんの目が怪しく光っていた




あんなんじーちゃんやない!!


速く審神者部屋に戻らんと!!





「あーるじ、こっちだよ」



『清光、、、?』



「ほら主、こっちだってば」



『安定?』





声がする部屋に走る


すると2人が部屋の中に立っていた





「主、無事だったんだ」



『はぁ、、、!はぁ、、、!


 そりゃ、、何とか生き延びてんからな、、、ゴホッゲホッ!!』





あー、、久しぶりに運動したから疲れた





「主ってさ?よく人に騙されそうだよね」



『へ?』



「そうそう、僕たちみたいな奴らが居るのに、、ね?」





チャキッ




2人が刀を抜く


冷や汗が背中を伝った



.

まさかの→←かぁねさぁだのぉ〜!!!



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彼岸鬼 - まなみさん» この小説を読んで下さりありがとうございます!!受験には差し障りがない、、程度、、(遠い目)ぐらいでこれからも頑張らせて頂きますね!! (2018年8月28日 19時) (レス) id: b57db3e1eb (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!! (2018年8月27日 21時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸鬼 | 作成日時:2018年8月24日 17時

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