探し物 ページ16
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『あぁ〜も〜、、、!筆どこよ?』
布団の中に入り天井に向かって弱々しく言う
あれから探してもぉ?無いしぃ?もう取り憑く先変えたんかいな?
「主」
『わぁっ!?』
「ははっ、驚かせてしまったか?すまんすまん
だが筆が落ちていたから届けようと思ってな」
障子には国永の影が見える
おぉ!?探し物が見つかったやん!!
『よっし良くやった国永!!』
「あぁ、だが今は霊体化しているから障子が開けれなくてな
悪いんだが開けてくれないか?」
『ん!分かった!!』
障子を開けると目の前にいるのは筆を持った___
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「筆をお持ちしました、
『くに、、、え?、、こ?』
なんで此処に小狐丸が?
てか目が赤く光って怖いんやけど、、、!
身の危険を感じたうちは障子を閉めようと「どうして閉めるのですか?」
『っちょ、、、!?』
「主様、狐は人を化かすのですよ」
障子を閉めようとした手を優しく握られた
振り払おうとするも力が強く振り払えない、、、でも痛くは無い
『ちょっと、小狐丸?手ぇ離せ、、、!!』
「あぁ、、主様、、、!主様、、、!」
うちを握っていた手がスルリと背中に回る
いつの間にか障子は閉められていた
「主様、、、!主様、、、!」
『ムグッ!?んん!!んぅ〜!!!』
身長差、33cmの悲しい出来事
小狐丸の胸に口が当たって言霊が使えない、、、!
せめて静止札だけ、、でも!!
「小狐だけの主様、、、なんて甘い響きなんでしょう、、、!」
『んんんッ!!!』
静止、、札ッ!!
「ダメですよ、そんな事をしては」
『んんぅ!!んん!!』
ビリッ!!!
っちょ!?なにうちの静止札破っちゃってんのぉ!?
もう全部破られたんやけどぉ!!
「参りましょう、、小狐の神域へ」
『んぅ!?んん!!』
懐かしい、、、のか?
そんな小狐丸の神気がうちの身体の中に入ってくる
そのままうちは小狐丸の神気を注がれて
神域へと連れてかれた、、、
『んっふふ、、、!』
「ッ!?」
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彼岸鬼 - まなみさん» この小説を読んで下さりありがとうございます!!受験には差し障りがない、、程度、、(遠い目)ぐらいでこれからも頑張らせて頂きますね!! (2018年8月28日 19時) (レス) id: b57db3e1eb (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!! (2018年8月27日 21時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸鬼 | 作成日時:2018年8月24日 17時