検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:60,699 hit

待てぇい ページ14

.



「、、、何だ?」



『いや、ちょいと言いたい事あって、、、』





振り返った国永の顔は無表情


美人が無表情になると怖い事を身をもって知った日←





『ほら、結構前?あたりに病院連れてってくれたやん


 あの時のお礼しようしようと思って忘れてたから、、、』





無意識に国永の黒い羽織を握る


この羽織って中に綿が入ってるから冬に来たら良いだろうなー





「そんな事か、、、」



『いやそんな事やないからな?、、、ま、ありがとう』





にぎにぎ、にぎにぎ





「じゃ、、、君、羽織を離してくれないか?」



『えー、だってこれ気持ちいいもん』





にぎにぎ、にぎにぎ





『霊体化してても触れるんやぁ』



「、、、そろそろ離さないと斬るかもしれないぞ?」





チャキッ




首に冷たい物が当たる感覚がする


それでもうちはにぎにぎしていた





『本当に斬れるん?』



「あぁ、だから速く離した方が身の為だぜ?」





、、、怖い


まぁ身の危険に晒されて怖くない人なんてそうそういないと思うけど


ちょっと此処は賭けに出てみよう





『本当に斬れる?国永って優しい奴やからそんな事しないと思う』



「試してるのか?」



『事実を言ってるまで、だって今さっきやって助けてくれたし』





数秒間、うちと国永は睨み合った(面布してるけど)





「〜〜〜ッ!分かった!あぁ斬れないさ!!」





ガシャンッ!!




刀が落ち「ガンッ!!」





『いったぁぁぁあああああ!!!!!』



「すまん!!大丈夫か!?」





クッソ国永めぇ、、、!?


刀が足の甲に当たったんやけどぉ!!





『足、足がぁ、、、!』



「、、、はは!あっははは!!


 ひぃぃ、、、!!wwwも、やっぱり君は面白いなぁww」



『潰す(白目)』





国永の笑いと足の痛みが落ち着くのは同じだった





「、、、じゃあもう行くな」



『ん』





ゆっくりと去って行く国永


その背中は少し寂しそうで





『おーい国永ぁ!』



「何回も君は俺に聞いて何だ?」



『呪具が全部ぶっ壊したらホラゲでもしない?


 かなり驚き要素が多いゲームあるんやけどぉぉぉおおお!!!!!』





国永は何も言わずに立っている




やっぱりダメだろうか?


もう1度仲良くできないのだろうか?





「、、、あぁ!またな!」



『〜〜〜ッ!!あいあいさぁ!!』



.

風呂に参る→←いざ、参ろう



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

彼岸鬼 - まなみさん» この小説を読んで下さりありがとうございます!!受験には差し障りがない、、程度、、(遠い目)ぐらいでこれからも頑張らせて頂きますね!! (2018年8月28日 19時) (レス) id: b57db3e1eb (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!! (2018年8月27日 21時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:彼岸鬼 | 作成日時:2018年8月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。