第3話 ページ4
善逸side
あれ、俺、何してたんだっけ。
ああそうだ。そういえば俺、鬼に食われそうになって、そしたら炭治郎が突き飛ばして助けてくれたんだっけ。
ありがとうっていわなきゃな。
ていうか、俺なんで寝て………
えっ、
「えええええええええええ!?!?!?ここどこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
「えっ、なに!?蝶屋敷じゃないし!服違うし!何かこのベッドいいにおいするし!!なにこれぇぇ!?!?しぬの!?!?俺しぬの!?!?やだよぉぉぉぁぁぁ」
ひたすら泣きわめいていると扉から1人の女の子が姿を表した。
「あ、起きましたか?今食事を持ってきますね。」
そういうと女の子は部屋からまた出ていった。
え?かわいくない?今の子?
細すぎず太すぎずな感じのフォルムに完璧に整った顔。
もしかしてあの子が俺の介抱してくれたの?え?もしかして俺のことが好き?結婚?付き合える?
そんなことを考えているとまたさっきの子が小さいどんぶりのようなものを持って部屋に入ってきた。
その子は俺の横にある椅子に腰を下ろして俺に話し始めた。
「あの、私、百目鬼Aといいます。18歳です。あなたのお名前は?」
この時、この子は女神なんだと思った。
「わかった!Aちゃんって呼ぶね!俺は我妻善逸16歳…あの、結婚しよう!!!」
そう言うと女の子、Aちゃんはたいそう驚いたような顔をした。
「へぁ…年下だったんだ…?…???…?え?結婚?」
「そう!結婚!!!結婚しようよ!!!」
俺はもうとにかく結婚したい一心で押しまくった。
「あのー身元もわからないひとに結婚しようって言われても…あと君16ってまだ結婚できないじゃん……」
「別にできるじゃぁぁあん!!頼むよぉぉぉぉぉ結婚しよう!!!!君は俺の女神だよぉぉぉぉぉぉぉぉおぉ」
するとAちゃんは不思議そうな顔をして俺にたずねた。
「???…あの、今の元号は何だかわかる?」
「え?元号?大正じゃないの?」
「……………………………、今は令和です。大正は100年くらい前です。」
「えー?またまたぁご冗談を〜」
「外を見てみてよ。」
そう言われて俺は窓の外を見た。
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佐藤(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます、読んでいただけてとても嬉しく思います。今後とも是非楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月22日 20時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
おもち - コメント失礼します!楽しみにしてます! (2020年1月22日 17時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。投稿前およびただいま確認致しましたが、当方での表示はオリジナルフラグを外した状態になっております。恐らく不具合です。運営の方に報告させていただきますので今しばらくお待ちください。 (2020年1月22日 10時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい違反ですから。作品作る前にルールくらいちゃんと確認して下さい (2020年1月21日 21時) (レス) id: 2c31b91da6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤 | 作成日時:2020年1月20日 23時