第4話 ページ5
善逸 side
すると見たことのないはいからな建物がたくさんあった。
俺が知っているものとは違う形の車のようなものが通り、列車のようなものも見たことのない形をしていた。
道行く人は派手な格好をしている。
ヒュッと喉がなる。
本当に、100年後の世界へ来てしまったのか。
そんなのあるわけがないと思う反面、鬼がいる世界に生きているからあるかもしれないと思い始めた。
「ほんとに…?ええええええええええ!?!?俺どうしたらいいのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?!?」
「うるっさ…!ちょっと!隣の部屋に迷惑がかかるから静かにして!!ビックリしてるのはこっちも一緒なんだから!」
焦る俺、別の意味で焦るAちゃん。もうどうすれば良いのかわからなくなって、俺はもう受け入れることに決めた。
「……………俺…どうすればいいのさ。泣くよ?」
「もう泣いてんじゃん」
「…ねぇ、Aちゃん。俺、どうすればいい?」
恐る恐るたずねると、Aちゃんはハァ…と呆れたようにため息をつき、ゆっくりと話し始めた。
「まぁ、ここに住むくらいなら全然大丈夫。大屋さんとかご近所さんには友達を泊めてますって言う。親からの仕送りも毎月すさまじい量のお金入ってくるし、部屋は一部屋しかないけど、和室があるからそこ使ってもらえれば。」
「え…神なの……女神様なの……………?本当に…?お世話になってもいいの…??」
俺はプルプルしながらAちゃんの手をとった。
「いいよ、1人も2人もたいしてかわらないから。でもうるさくしないでほしい。」
「うん!うん!わかった!わかったよぉぉ!!よろしくお願いするよぉぉ!!」
やっぱりAちゃんは女神様だ!優しいしかわいいしいいにおいするし!
「それじゃあよろしく、善逸くん。仲良くしてね。じゃあ早速……」
Aちゃんは立ち上がり、ベッドから少し離れたテーブルまでゆっくり歩いていった。
そしてなにかを持ち上げ、嬉しそうにこちらへ振り返り満面の笑みでこういった。
「ごはん、たべよっか!」
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佐藤(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます、読んでいただけてとても嬉しく思います。今後とも是非楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月22日 20時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
おもち - コメント失礼します!楽しみにしてます! (2020年1月22日 17時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。投稿前およびただいま確認致しましたが、当方での表示はオリジナルフラグを外した状態になっております。恐らく不具合です。運営の方に報告させていただきますので今しばらくお待ちください。 (2020年1月22日 10時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい違反ですから。作品作る前にルールくらいちゃんと確認して下さい (2020年1月21日 21時) (レス) id: 2c31b91da6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤 | 作成日時:2020年1月20日 23時