【銀魂】腐った学校 〜第一章〜

２日目 〜逆戻り〜 ページ43

警察官２人が私達を引き離す。

私達は抵抗せず、ただ相手をジッと見ていた。

　「君達…、高校生か!?学校はどうした!!」

　「とにかく、一度署に来て…」

突然、警察官の人の声がとぎれたかと思うと私の身体が自由になった。

が、何故か宙に浮いていた。

？「悪いけど、この娘達借りてくよ。」

その声が聞こえ、私の身体はその場から遠ざかっていた。

遠くではさっきの警察官の怒鳴り声が聞こえる。

誰かに担がれている。

しかも、その声はさっきまで会っていた人の声だった。

A「神威…？」

見上げてそう呟いた。

もう片方の肩には妙ちゃんが担がれている。

妙「神楽ちゃんのお兄さん…」

A「なんで…」

神威「神楽に頼まれたんだ。Aを連れ戻して来いって。」

妙「どーして私も…」

神威「アンタ、神楽の友達だろ？
なんか警察に連れて行かれそうだったから。」

神威はこのまま病院に向かうみたいだ。

今更…、神楽に合わす顔なんてないのに…。

そう思いながら、ただ神威に運ばれてるだけだった。


　

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