1日目 〜現実〜 ページ31
妙「何しにきたの…。」
4時間ぐらい閉じ込められていた妙ちゃんの声は少し弱々しい。
私はモップをゆっくりと外し、ドアを開けた。
妙「…!」
妙ちゃんが私を見開いた目で見る。
A「わかったでしょ、これが現実だって。」
妙「だからなんだって言うのよ…。」
しゃがみこんでいた身体を起こして妙ちゃんは言う。
私が妙ちゃんに近づくと、彼女は身体を震わせた。
そんな妙ちゃんに私はポケットの中に入ってたモノを差し出した。
すっかり怯えきっている妙ちゃんは身を縮めるが、私が差し出したモノを見て驚いていた。
妙「えっ…。」
表情を変えず、私は無言でハンカチを差し出していた。
A「制服、汚れてる。」
それだけ言った。
すると、彼女はハンカチを受け取らず歯ぎしりのような音を出して私の手を振り払った。
ハンカチがひらりと音も立てず下に落ちた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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捺稀(プロフ) - 叶音さん» そうですか、よかったです(^^) (2015年3月2日 13時) (レス) id: 3a3a5fce4d (このIDを非表示/違反報告)
叶音(プロフ) - 捺稀さん» 何かありそうだな~と思っただけなので大丈夫ですよ!! (2015年3月2日 1時) (レス) id: cf972cce7d (このIDを非表示/違反報告)
捺稀(プロフ) - 叶音さん» 思いつきで書かせていただいてます、似たようなアニメやゲームがありましたかね? (2015年2月26日 20時) (レス) id: 3a3a5fce4d (このIDを非表示/違反報告)
叶音(プロフ) - この話はなにかのアニメ又はゲームを参考にして書かれているんですか?ちょっと気になったので聞きました!! (2015年2月24日 2時) (レス) id: cf972cce7d (このIDを非表示/違反報告)
沖田桜餅@(プロフ) - 捺稀さん» いえ、なんでも…(( (2013年1月13日 23時) (携帯から) (レス) id: b9aab205ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:捺稀 | 作者ホームページ:
作成日時:2012年10月23日 22時