【銀魂】腐った学校 〜第一章〜

１日目 〜笑顔〜 ページ19

近藤「何言ってるんだ？Aちゃん。」

委員長が私に近づいてそう聞いた。

A「いぇ…、あの…」

上手く言葉が出てこない。

全身に汗がにじみ出てくる。

近藤「しないと言う事は、裏切りとみなしていいいんだな？」

その言葉に全身に鳥肌が立った。

委員長のはずなのに、穏やかな口調なのに昨日までの委員長と違う。

私はじんわりと出てきたつばを飲み込んで言った。

A「そ…んなワケ、ないじゃないですか…。」

笑って言ったはずなのに声は笑ってなかった。

しかし、委員長はニッコリ笑って私に言った。

近藤「そうか。」

その笑顔が、私にはとても怖く思えた。

山崎「はい。」

私はおずおずとザキからモップを受け取る。

神楽の方を見てみると、目を見開いて怯えたように私を見ていた。

土方「掃除すっか。」

そう言って、トシが一番にモップを神楽に振り下ろした。


　

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