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A視点
そうだ。そうすればいい。
ミーシャとは最低限接触せず、
城にいる時は常に誰かのそばにいればいい…。
そしたら、医務室が一番いいような気がする。
適当に怪我をして医務室に行く？
いや、普通に気分が悪いとかなんかでいけるか。
…薄水色の彼には少しだけ話しておいたほうがいいかな。
自室から出て医務室の方へと向かう。
向かう途中、黄緑の彼にナイフを投げられたが
あまり気にしないことにした。
医務室に着いた時にはまぁ、数か所のかすり傷が出来ていた。
『しんぺい神さん。いますか？』
恐る恐るドアを開けると、
医務室の奥から呑気な声が聞こえた。
それと同時に桃色の彼が慌てたように医務室から出て行った。
『…。しんぺい神さんなんかやってました？』
sn「いや、特に。」
『そうですか』
見なかったことにした。
sn「さて、まぁ、ベットにでも座りなよ」
『椅子ぐらい出しません？』
sn「えぇ、今度来るときは出せるように善処しておくよ」
『あぁ〜、はい。』
sn「それで？今日はどうしたの？」
『えっと…理由は聞かないで来週から毎日医務室通わせてください』
sn「うん。理由聞かないとだめだね」
『えっと…私を監視してほしくて…』
sn「何？そっち系に目ざめちゃったの！？Aちゃん！やめときなって〜」
『あぁぁぁ、ダメだ。ちゃんと理由話します』
sn「うんうん。それが一番だよ」
私は薄水色の彼を信じて話すことにした。
スパイのことはただでさえ、治療などで疲れている疲労の種を増やすわけにもいかず、
黙っておくことにした。
彼には、最近身に覚えのない事件が全て私のせいにされているから、
その事件が起こった時に私が何をしていたのか証言出来る人が欲しいから
と伝えた。
sn「ふ〜ん、なるほどね。構わないよ」
『あ、ありがとうございます』
sn「どうする？あいつら全員一回掘っとく？」
『あ、いや、大丈夫ですので…。』
sn「なんかあったらいいなよ〜」
『ありがとうございます。今日の要件はこれだけなので、もう失礼しますね』
sn「了解。またね〜」
『はい。ではまた』
医務室から出て自室に戻る。
今回薄紫の彼に頼まなかった理由としては、
薄水色の彼は少し嫌そうに「患者だよ」などと言っておけば、誤魔化せるが、
薄紫の彼の場合、誤魔化すのが難しい。
彼が幹部の中で除け者にされないためにも、今回は彼に頼むのはやめた。
自室のカレンダーを見ると、
明日は彼女の歓迎会をするそうだ。
私は歓迎会を嫌でも出席しなければならない。
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スムージー557 - あっ！そうなんですか？！最後まで楽しんで読みます！ (2020年5月14日 8時) (
レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - スムージー557さん» ありがとうございます！そう言っていただき、誠に嬉しいです。この作品は完結してるので、よければ最後まで見ていただけると嬉しいです。コメントありがとうございます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: d18159012f (このIDを非表示/違反報告)
スムージー557 - 面白かったです！これくらいしか私には言えませんが、更新頑張ってください！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - めぅみ。さん» ありがとうございます！私的にはご指摘は大歓迎なので、よければこれからもおかしな部分がありましたら、よろしくお願いします！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
めぅみ。 - 良かった〜！こういうのは指摘したら怒ったりする作者さんってたまにいるんですよね〜…。やっぱりいい作品を書く人は心が優しいんですね！これからも陰ながら応援してますね！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: ac2c3b7cbc (このIDを非表示/違反報告)
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