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A視点
彼女が来るまでの一週間。
私は彼女にどのような行動をとればいい？
なるべく優しく接する？
探っていることをばれないようにする？
無視する？
手は色々あるが、どの行動が一番スパイと仕立てやすいかということだ。
優しく接する場合だったら、相手にとって
ミーシャの頼みを断らないだろうと、知らないうちにそうゆうことが起こる。
探ってばれないようにしても、
探ることに目がいくため周りをよく見れずに彼らに何かが起こるかもしれない。
無視する？
彼女と接触しないのはいい考えかもしれないけど、
接触していない時に何をしていたのかというところが疑われる。
それになぜ無視したのかということに疑問を持たれる。
『一体どうしたら…。』
そんなことを考えながら廊下を歩いていると、
目の前に青の彼がいることに気が付いた。
…。あまりいい証言は聞けなさそうだけど…聞いてみるか？
いや、この恰好だと絶対に聞いてくれないな。
そういえば、彼はこのあと町の見回りだと言っていなかったけ。
よし。
私は一旦自室に帰り、
城下町を行くときの服装、容姿へと着替え、
城下町の方へと向かった。
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城下町につくと、早速青の彼を探す。
彼はいつもと同じように女性の方にナンパをしていた。
それに私は迷いもなく近づく。
『あの…』
ut「ん？僕のこと？」
『はい。これからお茶でも出来ないかな…』
上目遣いをし少し涙目にしながら、青の彼に話しかける。
あぁぁぁぁ、これ恥ずかしい…。
チラッと彼の方を見ると、
彼はへらっと笑い、
ut「ええでええで！！お茶しよか！」
といった。
成功した安心する。
後願うのは、私が彼とお茶をしている時に、
黒の彼かザクロさんに接触しないことだけである。
慣れないタメ口に少し苦戦しながらも、
しばらく世間話でもして、本題に入った。
『あの、相談があるんだけど、いいかな？』
ut「もちろん、ええで！Aちゃんのことならなんでも聞いちゃう」
『わぁ、嬉しい！』
ut「あ、煙草吸っても大丈夫？」
『大丈夫だよ』
青の彼が煙草に火をつけ、
一息ついたころ、話を持ち出した。
『私の職場にね、新しい人が入るの』
ut「うんうん」
『でもその子はとっても酷い子なの。
やってない人にやったことを押し付けるの。どうしたらいいと思う？』
ut「それは…自分の味方をとりあえず、つけて、
自分の行動とかを証明してもらったら？」
『確かに！それがいいわ！！』
私は彼にお礼を言い、
代金を机の上に置いて城の方へと帰った。
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スムージー557 - あっ！そうなんですか？！最後まで楽しんで読みます！ (2020年5月14日 8時) (
レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - スムージー557さん» ありがとうございます！そう言っていただき、誠に嬉しいです。この作品は完結してるので、よければ最後まで見ていただけると嬉しいです。コメントありがとうございます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: d18159012f (このIDを非表示/違反報告)
スムージー557 - 面白かったです！これくらいしか私には言えませんが、更新頑張ってください！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - めぅみ。さん» ありがとうございます！私的にはご指摘は大歓迎なので、よければこれからもおかしな部分がありましたら、よろしくお願いします！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
めぅみ。 - 良かった〜！こういうのは指摘したら怒ったりする作者さんってたまにいるんですよね〜…。やっぱりいい作品を書く人は心が優しいんですね！これからも陰ながら応援してますね！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: ac2c3b7cbc (このIDを非表示/違反報告)
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