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A視点
城の自室に帰ったころには
頼んだ家具はもう届いていた。今回は壊されていないらいしい。
届いた荷物を開封し、部屋に置いていく。
全て置き終わったころには以前荒らされていたとは思えないほど、
新品の部屋になっていた。
服装を堅苦しい軍服へと着替える。
一息つき資料が乗っている机を見ると、
出かける前よりも資料が増えていることに気が付いた。
…またか。
机の上に広がった資料に手を付け、ペンを進める。
資料に手をつけてしばらく時間がたった時、部屋のドアが大きな音を立てて開いた。
資料を進める手を止め、そちらの方へ向くと、白の彼が立っていた。
ht「俺のいない間に、畑荒らすのやめてくれない？」
『？荒らしてないですが…』
ht「あと、動物たちにも手を出さないで」
『いや、何の事でしょうか？』
ht「はぁ？何言ってんの？絶対あんたがやったんでしょ。
周りから無能っていわれることに腹立てて俺の畑荒らしたんでしょ？」
『いや、本当にやっていないですって！』
ht「はぁったく。次やったら許さないから」
私の言葉を聞く耳も持たず、彼は行ってしまった。
あの調子だとそのまま緑の彼とお茶かな。
一旦資料をやる手を止めて、畑の方へと移動する。
畑を見るとかなりの荒れようであった。
多分、水色と黄色の彼が喧嘩をして荒らしたのであろう。
荒れている畑をどうにかできないかと畑を見つめる。
畑からあふれた土を正しいところに戻し、肥料を入れ、
この季節から育てられる野菜の種をまき、水をやる。
とりあえず、復帰した畑を見て、あとは白色の彼がどうにかしてくれるであろう。
そんなことを思いながら、自室のほうへと帰った
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ht視点
マンちゃんとお茶をした後、”荒れている畑”を直すために、畑の方へと足を運んでいた。
シャオロンとコネシマが畑を荒らしたのはAだ。
みんなが無能って言われていることに腹を立ててやったのだ。
その助言が本当かなんてわからないが、
無能と呼ばれていることに腹を立ててやるということが実に無能らしく、
その助言を信じて彼女を疑い、釘を刺しておいた。
畑の方を見ると、さっきまで”荒れていた畑”の姿、形もなくなっていた。
ht「え？」
畑は新しい種が植えてあり、”荒らされる前の以前の形”へと戻っていた。
近くにいた馬にだれがしたのか聞いてみると、
馬はAの部屋のほうに目を向けた。
…。もしかして、彼女ではない？
そう考えると二人の顔が浮かんだ。説教の時間だな。そう思った。
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スムージー557 - あっ！そうなんですか？！最後まで楽しんで読みます！ (2020年5月14日 8時) (
レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - スムージー557さん» ありがとうございます！そう言っていただき、誠に嬉しいです。この作品は完結してるので、よければ最後まで見ていただけると嬉しいです。コメントありがとうございます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: d18159012f (このIDを非表示/違反報告)
スムージー557 - 面白かったです！これくらいしか私には言えませんが、更新頑張ってください！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - めぅみ。さん» ありがとうございます！私的にはご指摘は大歓迎なので、よければこれからもおかしな部分がありましたら、よろしくお願いします！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
めぅみ。 - 良かった〜！こういうのは指摘したら怒ったりする作者さんってたまにいるんですよね〜…。やっぱりいい作品を書く人は心が優しいんですね！これからも陰ながら応援してますね！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: ac2c3b7cbc (このIDを非表示/違反報告)
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