【沖田総悟】俺とお前の両想い切符

番外編 神威と沖田5 ページ47

『いや、ちが……全部アイツのデタラメだからね？本当だから。マジだから』





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なだめようと必死に誤解を解いていると、いきなり起き上がる沖田





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『………………え、どうした』





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「腹立つ。あいつ俺の事彼氏とかいいやがった。俺は豚の飼い主だっつってんでィ」




『え、怒ってるところそこ？』






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手なづけてやらねェと、とまた黒く笑った沖田





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「今日一緒に帰ろうぜ。断ったらどうなるか分か……………」

『はい！帰ります！帰らせていただきます！！』





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っあ…やばい……………………





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「A、今日一緒に帰ろっか。断ったらその顔潰すから」






っえ、どうしよ………





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掃除の時間、女子トイレを掃除していると悪気もなくズカズカ侵入してきた神威





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私の顔潰すってよ、アッハッハどうしよ





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『………じゃ、帰ろっか』



「「どういうこと」」








二人を見れば酷く睨み合っており。




でもこうしないと私は生きて帰れなかっただろう





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「オイ、何でコイツがいるんでィ」





『…顔潰すと脅されまして』





「お前の顔面なら潰れても今とそんな変わらねェだろィ」

『殺す』





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と言うことはあれですか






遠回しに不細工と申したいのか己は





そのツラ抉るぞ







『っいっだ！！？誰だ今蹴った奴！』



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後ろから背骨を蹴られた








振り返ればニコニコ笑っている神威がいて。





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『…………何だよこの野郎』





「何か蹴りたくなったから」


『あっそうよかったね！！！』





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どいつもこいつも私を帰らせといて好き勝手しやがって肉塊にしてやる








背中も痛いし心も痛いし

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