【沖田総悟】俺とお前の両想い切符

番外編 ポッキーゲーム2 ページ37

それに続いて沖田も一口食べる









あと2センチで触れる距離









「おい、食え」



『無理、唇つくじゃん』

「それが狙いでさァ」









お前がしねェなら俺が食う









そう言うと、何事もないように残りを口に含んだ









同時に沖田と私との距離が0になる









沖田の舌で唇をこじ開けられ、口の中に入ってくる









ポッキーのほんのりチョコの後味が口の中に広がる









『………………ぅ、あ……』






「……………………ん…」









静かな部屋に、水音が響く








酸素が取れなくなり、息苦しくなる



沖田胸板を強めに叩くと、すっと口を離してくれた









肩で呼吸をする私に、沖田はまたニヤッと口角をあげた









「んじゃ、もう一回戦いくかィ」







『いかねぇよ』









あとで私のポッキーがなくなってしまったのは何でだろうね…







ポッキーゲーム篇終了

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