【沖田総悟】俺とお前の両想い切符

あり得ない展開 ページ11

静まりかえる空気に、緊張感が走る









そろそろ体が冷えたと思い、立ち上がろうとした時








『っっと危ない』






不意に腕を下に引かれ、しりもちをつく









『ちょっと。なにすっ……………ん、』








沖田の方に顔を向けると同時に腕をきつく引かれ、何かが唇に触れた









突然の事に頭が真っ白になり、抵抗できない









え、………ちょ、まさか





・









なんとなく察した




唇に触れているもの




目の前に広がる沖田の顔





・






一瞬の出来事に顔が熱くなる









数秒で離されたが、心臓がはち切れんばかりに鳴る





・





・





そして沖田が口を動かした








「＿＿＿＿＿＿俺、お前の事好きだから」





・







沖田から発せられる筈のない言葉が耳に響く









思いがけない展開にもっと頭がこんがらがった

ついていけない頭→←毎度の口喧嘩

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