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浅草に戻り数日。ある夜のこと
「今日は人がいつもよりは少ないですね」
なんて話を豊さんとしていたら、何時だかの見覚えのある赤髪くんがいた
なんだかとても疲れているような顔をしている
「いらっしゃいませー、うどんお1ついかがです?」
「ありがとうございます…山かけうどんください…」
この前は見かけなかった女の子をつれている
女の子の方は、赤髪くんに寄り添って寝ている?のかな
微笑ましい光景だ
「山かけうどん一丁」
赤髪くんにうどんを渡すと、彼は急に立ち上がりうどんを…落とした
と見せかけすかさず俺がうどんをスライディングキャッチ!
「赤髪くん!うどんが危ないじゃないか!」
注意するものの彼は心ここに在らずといったようで、急に女の子をおいて走り出した
「豊さんこのうどん…どうしましょう?彼、戻ってきますかね」
「まったく!俺のうどんを落としそうになって、食わないで走り出すとはなんだあいつ!失礼な!とりあえずうどんは置いておけ、よくやったA」
にしてもこの女の子眠そうだなぁ
「ほら、そこの子も食え」
「豊さん…この子眠そうですし、もう1人の赤髪くんが帰ってきてからでも良いのでは?」
「ああ!?俺のうどんが食えないってのか!?」
「豊さんおちついて……」
豊さんを宥めていると走り去っていった赤髪くんが戻ってきた
「おい赤髪!俺はな!!俺が言いたいのはな!金じゃねえんだ!お前が俺のうどんを食わねぇって心づもりなのが許せねぇのさ!!!」
豊さんがマジ切れしている…こうなった豊さんは俺の言葉も耳に入らない
すると赤髪くんはうどんをもう一杯頼み、2杯ともズルズルではおさまらないような音を立てうどんを食べきった
「ごちそうさまでした!!美味しかったです!!」
その言葉を残しまた走り去っていった
美味しかったの言葉に豊さんは怒りを納めたようでよかった
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25 - 一気に読ませて頂きました!とても面白いです。続編おめでとうございます! (2019年12月9日 17時) (レス) id: 8a05a5b115 (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 続きいきましたけどまだ形作っただけなので少々お待ちを (2019年12月5日 16時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - またちまちま更新していきたいと思います (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 本誌がやべぇ。 (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 短気っきーさん» ありがとうございます!更新また再開しましたのでよろしくお願い致します (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わす | 作成日時:2019年8月22日 15時