48 ページ48
、
ネージュたちと踊っていたナミは
祭りが始まろうとしていることに気づき、席についていた
「ナミ様ー！！！」
セベクが叫んでも声が届かないほど遠くにいた
「あれ？ロロサンだ」
エペルはロロが会場についたことに気づいた
ネージュたちの席にいるナミに話しかけている
そしてロロはセベクたちのほうを指差した
ナミは困り眉でロロを見上げる
ロロは首をふった
するとナミの手をとり、ロロが堂々とこちらへやってきた
「あれ？ナミ、回収されてないか？」
ロロに連れられ、ナミがこちらに戻ってくる
「ナイトレイブンカレッジの生徒はまとまってここにいてもらわねば」
ロロに注意されたナミはへこんでいた
デュースの隣におとなしく座る
さっきはごめんね、と頭を下げて謝るほどに「そんなにへこんでいるのか！？」
「フランムくんか。君もお祭りを見学するところか？」
トレインがロロに聞く
ロロはハンカチで口を覆った
「ええ。皆様を招いた以上、これも生徒会長の務めですから」
それからロロはトレインがいる席に座った
グリムをユウの膝の上に乗せる作戦である
そんな作戦にセベクは「なぜ僕の時にやらなかったのだ！？」と嘆いている
「いいんだゾ…オレ様はこっちいるー」
ユウの膝の上は固くて嫌だったのか
グリムはナミの膝の上に乗った
「ナミの膝は肉つきがあって好きなんだゾ」
みんながグリムを羨ましそうな目で見ている
祭りが始まろうとしている
ナミは隣の空いている席をポンポン、と叩き、アズールと言い合っているセベクを招いた
「ナミ様…！そうですね！僕には貴女のような優しい方がいらっしゃれば十分です！」
セベクは笑顔を取り戻し、ナミの隣に座った
マレウスはムーとしている
「…君、街を歩いていたのかね？」
ちょうどナミの後ろにはロロがいた
テーブルは違えど、距離は近い
ナミは頷く
ロロは口に手を当て、「会わなかったな」と呟いた
「楽しかったか？…ならいい」
ロロはふっ、と唇を緩めた
そしてロロは、ナミから顔を逸らし、祭りに目を向けた
ナミもロロから視線を外し、祭りに集中するのだった
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 307人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アユ - あっ…ロロちゃん尊… (10月13日 8時) (
レス) @page28 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - サクラさん» し、死なんといてや！！ロロさんが可愛くてカッコいいの納得です_:(´ཀ`」 ∠): (2022年11月8日 6時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ロロ可愛いしかっこいいです……死ぬかもしれん( ´ཫ`) (2022年11月7日 23時) (レス) id: e2dced703d (このIDを非表示/違反報告)
なみ - Lemon!?さん» ほ、本当ですか！？いやぁ、ありがたや(＞人＜)ちょっとマンネリ化し始めてしまったけどコメントのおかげで更新頑張れそうです。あざまる(*´∇｀*) (2022年11月5日 10時) (レス) @page31 id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon!?(プロフ) - どうやったらこんな神作品が出来るんだ??めちゃくちゃ面白くて読む度に更新まだかな？ってソワソワしちゃいます(笑) (2022年11月4日 21時) (レス) @page31 id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯
x他1人 | 作成日時：2022年10月31日 18時
